先日の夜、「アンデスのサボテン」の著書などで知られる、宝塚市の村主さんから宅急便が届きました。
開けて仰天(◎o◎;)"
中にはなんと、故伊丹勝吉さんが所有しておられた、戦前から保存されて来た有名な五大州のカキ仔とハーゲ商会天平丸の子、それにサボテン分類で有名なドイツの故クルト・バッケベルグ氏が採取したという曰く付きの天賜玉変種のリオグランデンセの苗が入っていました。


故伊丹さんの五大州のカキ仔(ギムノカリキウム属)


「優系ギムノを守る会」の分類集の「五大州」を見ると、そこに写真が2枚あります。
2枚目の写真は五大州の代名詞ともなっている、京大古曽部園芸場に戦前から残されていた非常に貴重な五大州の標本球なのですが、今回送られて来た苗はそのカキ仔なのです。
故伊丹勝吉さんが保存しておられたカキ仔のその又子供で、写真の株の孫にあたるとの説明が書き込まれたラベルが添えられていました。
仙太郎も気合いを入れて大切にして行こうと思います。


故伊丹さんのハーゲ天平丸の仔(ギムノカリキウム属)


伊丹さん訪問記にも書きましたが、仙太郎は天平丸が大好きで、伊丹さんの元へ行くたびに、戦前にドイツのハーゲ商会から入ったと言う天平丸をよだれ垂らしながら見ていました。
先頃召された「我が家のサボテン」No,2の天平丸は刺の色だけはこのハーゲ商会天平丸にかなり似ていたのです。
今、召されてしまって諦めていたハーゲ天平丸が再び我が家にやってきました。おまけに我が家にいた天平丸よりも刺の出方はかなり上です。村主さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

天平丸は子を吹きませんから、あのハーゲ商会天平丸を片親とする戻し交配の実生と思います。
刺の出方が特にご本家に似ています。
肌色はもう少し紫ががっていたような気もするのですが、栽培環境が違っているでしょうからこれはあてになりません。
もうこの世に何本も残っていないだろうとのことです。
大切にしなくてはなりません。


リオグランデンセ(ギムノカリキウム属)


昭和30年代から40年代にかけてのギムノブームの時は、新天地や天賜玉系の品種が非常に沢山出回っていました。
仙太郎も新天地や天賜玉以外に、ゼガラエとかラグニラセンセ、アルビプルパ、コマラペンセと言った天賜玉の変種をいろいろ集めたことがあったのですが、なぜかこのリオグランデンセは持ったことがありませんでした。
今ついにこのピカピカ肌の天賜玉変種が我が家に来ました。それもバッケ・ベルグ氏が直接採種したという曰く付きの親を持つリオグランデンセです。

それにしても送られてきたこれらの苗のあまりの重さにはちょっとたじろいでいる状況でもあります。
さあ大変、これからの管理は気を抜けないぞ(;^_^A


<ひとくち栽培メモ>
五大州はNo,11五大州を、天平丸はNo,02天平丸を、リオグランデンセはNo,01新天地をご覧下さい。