岩牡丹/玉牡丹?(アリオカープス属)

仙太郎のサボテン再開驚きシリーズ第3弾は牡丹類です。
サボテンを再開して驚いた出来事の一つがこの牡丹類の普及率の高さでした。
昭和30〜40年代は、牡丹類は絶望的に成長が遅いので、標本球を持つためには輸入球に頼るしかないと言われていたのです。
ところがどうでしょう。今やどこの交換会に行っても牡丹類はあふれ、その安さには驚嘆します。
実は高温多湿が好きで、強い太陽光線は嫌いなサボテンであると言うことが分かったからなんでしょうね。
聞くところによると、村主さんがその性質に気付いて栽培法を開発されたのだとか。
当時考えられていたのとは全く正反対の性質だったわけですね。
この岩牡丹(玉牡丹?)も、埼玉サボテンクラブの即売会で寺町さんの愛培品を安く分けて頂いたものですが、そのあまりの安さにびっくりして顎が外れそうな位でした。
一緒に買った小さな紅葉鸞鳳玉の方が高かったりしましたf(^-^;)
最近ではこのように岩牡丹系の中でも疣が比較的巾広いタイプを玉牡丹としているようですが、昭和の頃は玉牡丹は表面が平たく、疣の端が縁取りしたようにめくれ上がっている特殊なタイプだけをそう呼んで区別していたように記憶しています。
ですから仙太郎の感覚ではこの写真の球は岩牡丹なんですが、ま、どうでも良いことかも知れません。

岩牡丹(アリオカープス属)

あまりの値段にも関わらず風格があるのでまた買って来ましたが、これを見て、昭和の頃に大枚叩いて輸入球を買っていた天国の先輩達はあの世で卒倒しているんじゃないでしょうか。
岩牡丹の系列は玉牡丹として、何が何でも疣が大きくないと今では駄目のようなんですが、普通の岩牡丹として見れば疣も低いし、良系の岩牡丹としてこれはこれで充分と思います。

<ひとくち栽培メモ>
この牡丹に関してだけは昔の栽培法は不適であることが間違いありません。
あのころは強光線、通風、少ない水やりでした。
殆ど成長しません(;^_^A
当時の名人、伊丹勝吉さんのフレームでも、牡丹類は紫に染まってコチコチになっていたものです。
実際は高温多湿の環境で、光線は弱くが良いらしいのです。こうすると成長は意外に早いらしい。
伊丹さんが中山寺の村主さんの温室でその成果を見た時に非常に感心されたという言い伝えが残っています。
仙太郎はこの栽培方法にまだ精通していませんので、研究中と言うことで今はご勘弁をm(_ _;m