オイルキャッチタンクって市販品高いですね。1万円位するのかな?。単なるブローバイガスの中に有るオイル分を分離するだけなので見た目を無視して作ってみました。結構自作している方はいます。検索してみると色々と出てきます。 ブローバイケースにたまるオイル量でオイルの消費量がある程度分かるので車のコンディションも見えます。オイル消費量の約15%がブローバイガスと一緒に(純正は燃焼)に放出されます。車によりばらつき(排気量)は有ると思いますが走行が増えるにつれてブローバイガスの量も多くなります。 走行が少ないのにオイルのたまり量が多ければエンジンに何かのトラブルを抱えている証拠です。早期発見にも役立ちます。 このブローバイガスってどこに行ってしまうのだろう?。それはタービン吸気側に戻されます。ということはタービン・インテークパイプ・インタークーラー・センサー・インマニ・エンジンへと繋がります。その通り道は徐々にオイルまみれになることでしょう。ランクル100のインタークーラーって下の方に有りますのでオイルがインタークーラの中で貯まっている可能性が有りますね。そうすると下側のフィンが塞がれ冷却効率も悪くなるし、一気にオイルがエンジン内部に入っていけば白煙の嵐。ガソリンエンジンはNAですがブローバイガスはどんなエンジンにも共通です。 容器内の圧力ですが、負圧 になります。負圧と言ってもほんの0.数kgです。ガソリンの場合は配管の取り回し位置によっては正圧になりますが・・・。 オイルが燃焼するわけですからエンジン内も汚れるわけです。オイル上がりというのもありますがこれは見なかったことにします。(^^; 材料代は\2000-以下だったと思う。機能重視なので安くあがりました。 |
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2004/5/1 追加 きりんさんの力作です。本人もとても満足しているとのコメントで、掲載しているこちらもうれしいです。 |
ホースジョイント。2個使います。1個50円位で買えます。 オイルを貯めるケースの画像が壊れてしまったので写真は有りません。容量は0.6リットル。耐熱温度は110度までのものを使用しています。エンジンから離れた場所に設置予定ですのであまり気にしなくても良いかも。エンジンルーム内は以外とスペースがあるように見えますが、深さが無いのね。あってもタービンの上くらい。ここでは熱で溶けてしまいそう。 |
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塩ビ配管。ねじ込み式になっています。1個45円位だったと思う。 片方が13 もう一つが16と書いてあります。詳しい数字はよく分かりません。 |
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水道用パッキン。100円 | |
まずは塩ビ配管にパッキンを差し込みます | |
片方は付け根から切断します。 | |
蓋に穴を開けます。塩ビのねじ部分が入る大きさです。結構いい加減に空けています。 | |
もう片方にはスポンジをかぶせます。中央に切り込み(穴)が入っています。出口だけ5mmくらいの穴です。 このスポンジはブローバイガスのオイル分を効率よく液化にするために取り付けます。よくパンチングプレート(穴のいっぱい開いた板)の代替えです。 2004/5/5 |
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塩ビの配管は蓋をサンドする感じになります。 ホースのジョイントと塩ビのエルボを仮合わせして、抜け防止用のねじ穴を開けます。取り付けねじよりも小さめに。大体、ねじの谷の径にあわせれば大丈夫です。 |
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封じ用にシリコンコーキング剤を塗りますが、その前に定着を良くするためにヤスリで表面を粗くしておきます。 シリコンコーキング剤は1本持っていると至る所に役に立ちます。HP紹介以外の使用場所はエンジン内バッテリーからサブバッテリー配線時にグロメットのシール剤にも使っています。\300-位ですので1本常備しましょう。開封後の保存は冷蔵庫。使うときは前もって自然常温の戻してからです。使用時の結露防止のため。 |
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タッピングビスにて固定しますがビスの方にもコーキング剤を塗っておき気密性を高めます。 |