ヘッドユニットやアンプを交換して、スピーカーも交換して音に余裕が出てきたのですが、
それに伴い内張の共振が気になり出しました。サービスホールの穴埋めや制震材など
入れているのですがもう一つ効果が有りませんでした。そこで、ネット上を色々検索し
ていると簡単でおもしろい方法があったので実験してみました。

情報源は サウンドサイエンス さんです

んで、効果はと言うと「大いにあり」。これ、おすすめです。

用意する材料


・グラスウール なるべく厚手(100mm)のもの。実際にはもっと薄いです。押しつぶすと10mmくらい
になってしまいます。 今回2本(一畳)準備しました。400円くらいかな。
グラスウールは事前に日光浴させて臭いを抜きましょう。


・隙間テープ これは何に使うかというと以前にデットニングしたときに内張の形状(金型)が変
で内張とドアの密着が悪く、隙間があったのです。今回はそこも修正するために隙間テープで
埋めてしまおうということです。これ75円。

・テープ これはグラスウールを巻き付けるのと内張に固定するために使用します。

・シリコンコーキング剤 これもグラスウールを固定するための接着剤代わりに使用します。

全体像。赤丸がねじのあるところです。

まずは、ドア取手。マイナスドライバーにビニールテープを巻き付けて傷が付かないようにします。ここは相当きついですので「ぐいっ」っと持ち上げて赤丸の爪を右にずらす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうするともう一つねじが現れますのでそれも外します。

ここにもねじが隠れています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこの白丸部分を細いマイナスドライバーを突っ込んで矢印方向に浮き上がらせながら奥にある爪を浮き上がらせてカバーを引き抜きます。矢印方向に浮かせればカバーが「すっ」とわずかに出てきます。

爪は下にも同じようにあります。

両方浮いたら、レバーを引きながらベゼルを引き抜きます。

ここのキャップを外すとねじが現れます。

ここはふつうにプラスドライバーでねじを外す。

ここは中心を押すとロックが外れ、全体を引き抜きます。
ここのツィーターも「ぐいっ」っと引っ張って外します。

あとは下を浮かせてドアのランプコネクタを抜いて右手前上に持ち上げると内張が外れます。ちょっとコツがいるかもしれません。

すでにサービスホールは塞いであります。一度に沢山行うよりも少しずつ様子を見ながら制震材を貼っていったほうが良いです。がちがちに固めすぎてしまうと逆効果の場合があります。

サービスホール埋める前に外側の鉄板にも30cm四方の制震材を貼りましょう。以外と忘れがちになります。

ボストンアコースティツクのスピーカーとウッドのバッフルボード。バッフルボードはyahooでget。ニス塗りもしています。腐れ落ちるの嫌だったので。

黒い隙間テープの名残が見えますが、これ貼ると私の場合、逆効果でした。直に付けた方がしっかりする。

バッフルボードはナットで挟み込み。

内張にも制震材が貼ってあります。これはこのまま残しておきます。

 

つづき