平成20年7月26日(土)、1泊2日で仙台まで行ってきました。
2年前に行った 「新幹線車両基地まつり」 に、再び行くことにしました。 前回と今回の相違点は以下です。
前回(2006年) | 今回(2008年) |
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パックツアー | 個人旅行 |
日帰り | 松島に1泊 |
とまぁ、単に新幹線を見るだけのはずが、 ドサクサ紛れにパワーアップしています。 まぁ、何はともあれ出発です。
2年前のツアーでは、朝7時半に東京駅に集合でした。 どうしても、団体旅行は、無駄に早め早めに時間が設定されます。 その点、今回は個人旅行ですので、自由に時間が設定できます。 ということで、東京駅のホームに到着したのは、こんな時間です。
上の写真でご覧頂いた通り、7時よりも前です。 2年前より、もっと早くなっています。 2年前は、「はやて・こまち」ではないので、東京から仙台までの所要時間が長く、 現地到着は11時台で、到着早々に仙台駅でゲットした駅弁を食べた気がします。
今回は、それよりも2時間くらい早く、 開場時間の9時半より前に到着する計算になります。 なぜ、こんなに早く行くかというと、 事前に予約をした、E2系新幹線体験乗車の時刻が10時だからです。 他の電車では、ギリギリ間に合うかもしれませんが、自信が持てません。 確実に10時に間に合う新幹線ということで、 6時56分発の「はやて1号」になりました。
2年前も書きましたが、 基地まつりの会場は、仙台駅から東北線で3つめの新利府駅にあります。 正確に言うと、東北本線の利府支線にある駅です。 塩釜・松島に行く手前、仙台駅から2つ目の岩切駅から、 利府に向かって北上する電車に乗ります。
新利府駅に近づくと、新幹線を止めておくための線路がたくさん見えます。 すでに車両基地の中に入っているような感じです。 新利府駅自体が、車両基地のためだけにある駅のようです。
会場時刻の9時半前に到着しましたが、 現地では、案内図やウチワの配布が始まっており、 すでに「まつり」はスタートしているようです。 ひとつ計算外だったのは、 現地にコインロッカーや手荷物預かり所がないことです。 2年前は、日帰りだったので、 一番大きい荷物は駅弁(すぐに食べてなくなった)でしたが、 今回は、お泊りセットのキャスター付きバッグが2つあります。 しょうがないので、キャスターをゴロゴロさせながらの「まつり」見物です。
最初に、予約していた体験乗車に向かいます。 すでに、そこそこの行列が出来ています。 そう言えば、10時から何かを予約しているから、 10時までに来なければならないという話は認識していましたが、 その10時からのアトラクションが、 どういうものなのかを全く理解していないことにふと気がつきました。 行列に並んでいる間は暇ですし、 改めて、体験乗車がどういうアトラクションなのかを読んでみます。
どうやら、本物のE2系新幹線に体験乗車できるようです。
てゆーか、E2系新幹線に体験乗車するために、 早朝からE2系はやてに1時間半も本格乗車するのは、 粋とかマニアとかを超越して、 かなり「あほ」なのでは? という考えが脳裏をよぎります。
そうこうするうちに体験乗車の時間です。 基地の建物内に、10両くらいのE2系新幹線が待っていて、 全席自由でどこに乗っても良いそうです。 だったらグリーン車に乗れば良かったとあとで思ったのですが、 たぶん似たような考えの人が多いので、 座れなかったと思います。
体験乗車は、30分くらい基地内をゆっくり走るというものです。 洗車機の中を走る場所があったりして、意外と面白かったです。 クーラーが効いた涼しい車内に座っているだけというのも、楽で良いです。
これが体験乗車した、E2系新幹線です。
体験乗車を終えたら、基地奥に向かって歩きます。 途中、いろいろな新幹線が見えます。
基地内には、何箇所かに売店があり、 様々なグッズや食べ物・飲み物を売っています。 売店で早めに弁当を買って昼食にしました。
2年前も書きましたが、基地はとにかく広いです。 かなりの距離を歩くことになるので、かなり疲れます。 昼過ぎくらいまで見て撤収し、 宿泊地である松島に行って観光することにしました。
岩切から東北線下りに乗り換えて、松島まではそんなに遠くありません。 いったん宿泊するホテルに行って荷物を預けてから、 観光地のパンフレットを見て、どこを観光するかを考えます。
今回は、東北線の松島駅で降りましたが、 松島に電車で行くには、仙石線の松島海岸駅もあります。 ホテルに着いてから知ったのですが、松島では、この2つの駅と、 いくつかのメジャーなホテルを順番に巡って走る巡回バスがあります。 大人は1回100円と値段も安く、お得なようです。
てなわけで、巡回バスに乗って松島観光に出発です。最初の目的地は、 民謡でもおなじみの瑞巌寺です。 松島は、何度も来ているような気がするのですが、 実は東北線で通り過ぎていることが多く、 1回しか観光をしたことがありません。瑞巌寺もはじめてです。
海岸沿いのバス通りから、内陸方向に向かって歩道が延びており、 その奥に瑞巌寺があるようです。 歩道沿いには、観光地松島らしい御土産物屋さんが並んでいて、 こんな人もいます。
が、門をくぐると景色は一般して、杉林の中の一本道という感じになります。
瑞巌寺の本堂は、内部は撮影禁止ですが、 私が知っている範囲内では、 京都の三十三間堂と似ているように感じました。
瑞巌寺観光も終わったので、次は遊覧船観光です。 松島という名前の通り、松が生えている島がたくさんあるので、 それを船から見ようというものです。 しかし、ここでも、かっぱえびせんを売っており、かもめ餌付けタイムです。 下田の遊覧船で、 かもめに噛まれてもたいして痛くないと悟ったので、 今回は素手でチャレンジです。
やはり、ときどき間違えて噛まれますが、 痛くはないです。ただし、なんか湿っているので、 餌付けの後は、ちゃんと手を洗ったほうが良さそうです。
餌付けを一段落させて辺りを見ると、 確かに面白い形の島がたくさんあります。
てな感じに松島観光を楽しんでから、 ホテルに戻って寝ました。
翌日、平成20年7月27日(日)は、 朝から小雨が降っています。 観光するには、イマイチの天気ですが、 こういうときでも楽しめそうな場所を見つけました。 マリンピア松島水族館です。
以下の事情を考慮すると、開館時刻の9時ちょうどに着いたとして、 1時間くらいしか見られません。
予想通り、ショーの時間は合わなかったので、 駆け足で展示だけを見ることになりました。 その中でも、特に面白いと思ったのが、以下です。
マリンピア松島水族館は、 水族館の展示自体は特に強力な個性はないですが、 見たいものが一通り無難に取り揃えてあり、 まぁまぁ楽しめるという感じです。 ここの水族館の魅力は、水族館だけではなくて、 小規模ながら遊園地っぽい設備もあることと、 ファーストフードが充実していることではないかと思います。 食べものは、ハンバーガーみたいなものだけではなくて、 海産物をその場で焼いて売っていたりもします。 観光の途中で立ち寄って、ビールと一緒に頼むのも良さそうです。
遊園地的な設備では、場内を周回するモノレールがありました。
焼き海産物を買って食べることも、 お土産物屋を物色することもなく、 10時くらいに早々に撤収しました。 次に行く機会があれば、ショーを見て、 焼き海産物を食べながらビールを飲みたいと思います。
仙台への電車は、予想通り大幅に遅れていましたが、 そのためにかなり早く出発しましたので、 無難な時間に到着しました。 早朝出発に始まって、時間に追われて慌しい感じでしたが、 なかなか楽しめた1泊2日でした。