平成16年11月20日(土)〜 22日(月)をはさんだ飛び石3連休です。 ということは、月曜日さえ休めれば、 4連休にできるということです。 そこで、盛岡(実家)に行くことにしました。
土曜日の夜に実家に泊まり、日曜日には実家近くの温泉宿に泊まり、 そして帰ってくるだけの予定です。 旅というよりは、ちょっと顔を見せに行くだけといった感じです。
20日(土)は、実家に行って泊まるだけなので、 特に何もありません。
21日(日)は、せっかくだから少し観光でもしようと いうことになります。しかし、夕方に行く温泉宿は実家から そんなに遠くないので、観光するといっても近場に限られます。 そして、近場には、そんなにいろいろな観光地があるとは 言いがたい状況です。
もう少し早い時期であれば、近くの山に紅葉を見に行くというのも あったのですが、すでにすっかり終わっています。
まぁ、とりあえず、高松の池にでも行ってみるかということになりました。
高松の池というのは、盛岡市中心部近くにある池です。 東京で言えば、井の頭公園の池が大きくなって、 周囲の公園部分が狭くなった感じと思ってもらえば、 なんとなく雰囲気がわかるかもしれません。 私にとっては、高校時代に部活で冬場の体力作りをする (テニス部だが、冬は積雪でテニスコートが使えない)ため 走った場所です。ですから、私の心の中では観光地とは言いがたい状況です。
そんな高松の池ですが、 どうやら冬の渡り鳥が来ている時期らしいのです。 子どもが、鳥を見て喜ぶのではないか ということで選びました。
さて、実際に高松の池に行ってみると、 鴨と思われる黒っぽく見える多数の鳥に混ざって、 白い鳥が見えます。どうやら、白鳥も来ているようです。 しかも、至近距離まで見に行けるようです。
池のすぐ近くにある小さな商店では、 鳥の餌として食パンの耳を売っています。 これが、耳だけとはいえ、 普通の食パン1斤分くらい大量に入った1袋が わずか40円の安さです。
さて、餌もゲットしましたし、さっそく餌付け開始です。
高松の池には、それほど期待して行ったわけではありませんが、 思いもかけず、白鳥を間近で見られたばかりか、餌付けまで出来て、 かなりの大満足です。
昼食を取ったら、次に「盛岡手作り村」に行きます。 実は、ここには、4年前 にも一度行っています。 当時、息子はまだ赤ちゃんだったので、 彼にとっては今回が初めてと言っても良いでしょう。
「盛岡手作り村」の入り口には、南部曲がり家があります。 4年前にきたときには、不幸 に見舞われていたようですが、 立派に再建されています。
手作り村では、その名の通り、いろいろな「手作り」を 体験できます。4年前にきたときは、 特に何もせずに御土産物だけ買って帰りましたが、 今回はちょっとチャレンジします。
既にお団子状にせんべい生地が用意されています。 これを伸ばしてせんべい型にしたら、 係りの人にせんべい焼き器に挟んでもらいます。 これを30秒おきに5〜6回ひっくり返しながら焼くと完成です。 ちょっと甘みがある、せんべいというよりは、 クッキーのような南部せんべいの焼き上がりです。 焼きたてはおいしいです。 自分で焼いた1枚に、既に焼いてあるゴマ味のせんべい1枚が付録で付いて 100円は、かなりお得という気がします。
手作り村では、せんべい焼き以外にもいろいろな体験が出来るのですが、 あとは子どもが大きくなってからということで、 様子だけ見て帰りました。
この日の宿泊は、手作り村の近くのつなぎ温泉です。 久しぶりに、温泉にゆっくりつかりました。
半年ぶりの更新になりました。 この半年の間、パソコンが壊れるとか色々ありましたが、 なんとか立ち直りました。