Tipsのコーナーを立ち上げたはいいものの、なかなかいいネタが無くて、ほぼ一年ぶりの掲載になりました。大して役立つ情報じゃないかもしれませんが、我慢してお付き合いください。(^^;
町の本屋で何気なく「KAZI」を立ち読みしてたら、ちょうどその号は2000年1月号で、別冊付録に「マリングッズカタログ2000」が付いてました。このカタログ号をぱらぱらとめくっていると、おっ!これはウインドにも役立つものがあるではないか。。。色々と面白いものを見つけました。実際にそれらを使った訳じゃないので、ほんとうに役立つかどうかは保証できませんが、皆さんの中で、これらのグッズを使った方がいれば、是非とも感想などお聞かせください。
寒い冬が苦手なあなたに...
商品番号56747 ホットマン 39,800円
寒いこの時期、海からあがった時に「お湯のシャワーがあったらなぁ...」といつも思います。冷えきった体に、氷水のように冷たいポリタンの水をかぶるのは、ほんと辛いこと。1月や2月の寒い時期に、頭から水かぶると目眩がすることもあります(きっと心臓に悪いでしょう)。これはHI-WINDにも紹介されていたので、ご存じの方も多いでしょうが「HOTMAN」と言う商品です。カッセトコンロ用のカートリッジを燃料に、お湯を湧かすものです。タンクの容量も9Lと十分。う〜ん、これはなかなかGOODじゃありませんか!と思ったけど、値段を見てため息。。。定価39,800円だって。あったらいいけど、これだけお金出すんだったら、中古のWAVEセイルを買えるや!と思っていまだ手を出せないでいます。 |
商品番号57340 スーパーソーラーシャワー 2,000円
HOTMANは高くてちょっと手が出せないけど、これならなんとかなりそうかな...と思ったのが、この商品。原理はいたってシンプルで、水を入れて日なたに置いておけば、太陽光線を吸収して水が温まるという仕組み。でも冬場は日射しが弱いし、曇りの日には効き目が薄そうだなぁ。。。 |
商品番号57498 コンパクトパワーヒーターUH-C 8,000円
温水シャワーはちょうど手頃なものが見つからなかったけど、せめて海から上がってきた時に暖を取れる火があれば嬉しいもの。かと言って、焚き火をして、火の見張り番を付けずに海に出てしまって、戻って来たら火事になっていっというのでは洒落になりません。手軽に火を起こして暖まることができて、かつコンパクトなものがないかな...と思っていたら、ちょうど手頃なコンパクトヒーターが載ってました。燃料もカセットコンロ用のカートリッジなので経済的です。もうちょっと安ければいいんだけど。 |
いつも漂流気味のあなたに...
商品番号56814 防水ケースAQP-MP60 2,400円
これは超有名商品で、昔!?からあるものなので、みんな知ってると思います。携帯電話用防水ケースの定番です。実は私も使っていますが、激沈しても防水パックの中には浸水することなく機能的には十分です。ただしプレーニング中に着信があっても応答できないので、そんな時はドライブモードにしてプレーニングにお出かけください。(^^; これを持って海に出ていれば、いざという時には非常に心強いはず。ただし、あまり沖まで漂流すると、普通の携帯は電波届かないから要注意のこと。うんと沖まで流されそうな人には、全地球上をカバーするイリジウムの携帯を持っておでかけください。 |
商品番号54861 ACRレスキューホイッスル 350円
ただの笛です。こんなものがほんと役に立つの!?って眉唾のあなた、甘いですぞ。レスキューされる時のコンディションはかなりのラフコンディションの場合が多いですが、人の叫ぶ声なんて強風で掻き消されてしまって、レスキュー船には届かないものです。こういう時にこそレスキューホイッスルの効果は絶大です。ちなみに私も以前、沖合いで道具を流されて、半分溺れかけながら岸に向かって泳いでいたところ、近くをたまたま通りかかったヨットにレスキューされたことがありました。でもヨットの人はなかなかこちらに気付いてくれなくて、人の叫ぶ声の届く範囲なんて、たかだか知れたものと痛感しました。翌週、早速、ホイッスルを買いに走りました。その後、ホイッスルが活躍した場面はありません(こういう場面は無いにこしたことがありません)。 |
商品番号53696 10マイルミラー 1,200円
音が届かない場合には視角に訴えるしかありません。ヨットではリフレクターを使うのが一般的だそうですが、これはちょっとかさ張るのでウインドで携帯するにはどうかなぁ...と思っていたら、コンパクトでなかなかいいものを見つけました。その名も「10マイルミラー」。でもほんとに10マイル先の人が、漂流している自分を視認してくれるかどうかは不明です。まぁ万が一の保険ということで心配性の人は携行した方がいいかも。使い方は、真ん中の穴を覗きながら、目標に太陽光線を反射させるそうです。 |
商品番号53689 非常用フィッシィングキット 5,190円
「いざという時、食料は海中にあり」というのがこの商品のコピー。くぅ。。。渋いぜぇ。。。商品紹介の本文をそのまま引用します。「防水パッケージを破ると、釣りに必要なラインやリーダー、フック、ルアー等がごっそり出てくる非常用釣具セットです。いずれもスペアを含めてかなりの数量が入っています。これだけあれば万一の漂流時にも生きる希望がつなげるでしょう。」
本格的に漂流しそうな猛者に是非お勧めしておきます。どんな大漂流になるのか、ちょっと恐い気がする。無事生還した暁には漂流記をお寄せください。 |
いつも風が気になって仕方ないあなたに...
商品番号55734 シルバ・ウインドウォッチ 19,800円
私のネット仲間のBanchanが持っていたものです。風待ちの時に、胸元からさっそうと取り出して風を計っていた姿が印象的でした。現在の風速、最大風速、平均風速、温度まで測れるすぐれものです。でも意外と高かったんですね。
ちなみに私が持っているスカイウォッチャー(9800円)は、特に強風域での表示が結構いいかげんで、あまり使い物になりません。安物は回転のフィンも小さいので、それなりの精度しか出ないってことか。 |
商品番号57737 スカイメイト・ウインドメーター 14,800円
上に紹介した風速計よりもブレードが大きく、収納時にはコンパクトになる風速計がありました。「頬にようやく感じる位の微風でもしっかい回って、風速を計測できる」とあります。こちらも現在の風速、最大風速、平均風速、温度を測れます。値段もこっちの方が安いぞ。(折りたたんだらこんな感じになります) |
商品番号57177 フィールドメッセIII 16,000円
腕時計のようでただの腕時計にあらず。実は高性能の腕時計型の気象計。気圧/高度の計測、天気予測、温度、湿度、時計、ストップウォッチ、コンパスなどの機能が集約されています。気圧はグラフ/数値で表示され、その移り変わりをモニターすることができる。気圧傾向のグラフ表示機能は、低気圧や台風の接近など、天候予測に有効でしょう。その他8〜12時間後の転向を予測するシステムも装備しているので、これがあれば海に居ながらにして、この先の天気が予想付くかも。 |
コースレーサーなあなたに...
商品番号57569 スント/レガッタ 29,000円
レース用の時計は、コースレーサーならば、色々とこだわりのあるところ。これはヨット、ウインドの競技において最高のパフォーマンスを発揮する!との歌い文句で最近登場したものです。
セイリングタイマーの機能としては、10分カウントダウンタイマー(1分ごとに設定可能)、1分ごとのビープ音(最後の10秒間は毎秒)、カウントダウン終了後ストップウォッチ自動スタート、セイリングメモリ(スタート時間などをメモリ)、デジタルコンパスとしては、方角表示、南北表示、ベアリングトラッキングシステム、磁針偏差補正機能など。みなさんのお勧めのレース用ウォッチの情報を、是非お寄せください。色々と情報が寄せられたら、まとめて掲載します。 |
商品番号55508 SAIL 2000 9,800円
対戦モード付きのアメリカズカップ・シュミレータ(WIN95,WIN98対応)。海岸の建物や地形も表示され、実際にAC級のヘルムをとっているように楽しめる。大胆な戦略と繊細な戦術で生意気なライバルをやっつけよう!とあります。
画面の詳細はこちらをクリックください。この画面を見る限りは、マンオンマンのタクティクスを磨く練習に使えそうです。ただし机上で完璧なタクティクスを身に付けても、実際のレースでは、PCシュミレーションのようにいかないでしょうが、海に行けない日々が続いた時に、気晴らしにやってみるのも面白そうです。 |
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