カボチャの栽培 | |
1月 一面の雪景色となったカボチャ畑 雪の下で春を待ちます。 カボチャ畑の面積は約12坪(4mx10m)ほどあります。 | |
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3月中旬、栽培準備を開始します。 耕うん作業の前に、草を刈り払います。(ロータリーに絡みつくのを防ぐため) この時期にみられる雑草はヒメオドリコソウ(外来植物)で、牛や豚の輸入飼料から広がったようです。 |
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カボチャの肥料として軽トラック2台分の豚糞堆肥を、畑全面にスコップで散布する。化成肥料ではないのでかなりの量を散布します。この堆肥は近隣の養豚場から無料でもらえます。カボチャにとって牛糞より豚糞のほうが肥料効果が高いと思います。この発酵完熟堆肥は臭気も無く、粒状で肥料効果も高く使いやすい優れものです。 |
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二回目の肥料散布が終了しました。 地面が隠れるほどの量です。 |
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トラクターで耕うんすることで、散布した堆肥を土にすき込みます ここは5年ほど、同じ堆肥を使ってカボチャを栽培していますが連作障害や病害虫の発生は全く認められません。 この状態で2カ月ほど放置し、土と堆肥をなじませます。 |
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4月になり周囲は草でおおわれてきました。苗の植えつけに先立ち、管理機(小型耕運機)を使って畝たて作業をおこないます。畝を立てることで、水はけが改善され、株の生育が良くなります。 |
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5月中旬、いよいよカボチャ苗の植えつけ適期です。 周囲の草もだいぶ伸びてきました。植えつけ前に刈り払います。 畑には大型雑草(ノビユ、アカザ等)の芽が出ています。こうした雑草は堆肥由来のもので、これが有機栽培の欠点でもあります。ノビユやアカザは草丈が2m近くにもなるので普通の作物は栽培できません。 |
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29本の苗を植え付けしました。 株元には苗が成長するまでの乾燥防止と雑草防止のため敷きわらをします。 作業はこれで完了しました。後は収穫を待つのみです。 |
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那須も7月は30℃以上の猛暑が続きます。 もともと南方系の植物であるカボチャは暑さのなかで旺盛に生育しています。カボチャの花には大型のクマバチがさかんにやって来ます。 |
| 9月になり、葉が枯れ始めるとカボチャが草の中から顔を出すようになります。 株元のあたりは枯れてきましたが、つるの先端部ではまだカボチャが大きく成長しています。もうすぐ収穫を迎えます。 |
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9月下旬から11月にかけて、夜間の低温にあてながら少しづつ収穫します。9月頃は雑草をかきわけての収穫作業とります。 一輪車山もりを10回ほど収穫します。 |