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東北大学の手術成績(1)

東北大学医学部泌尿器科インフォームドコンセント説明用紙 (前立腺全摘除術を受ける患者様へ) より抜粋しております

 

 

癌の根治性について

癌が摘出されるとPSAは限界値以下になります。経過中にPSAが上昇してきた場合は再発の疑いが出てきます(これをPSA再発と呼びます)。このような場合でも通常、症状はありませんが、追加治療の必要性について検討します。

治療成績は、摘出した前立腺の病理組織結果により異なります。癌が前立腺に限局している場合は、術後3年のPSA非発生率 (根治率) 90%以上です。そのほかは癌の進展度に応じてPSA再発のリスクが高くなります。

 

 

東北大学病院泌尿器科で2002年以降、この手術を受けられた 100人の方にご協力をいただいたアンケート調査の結果を下記に示します。手術を100としたときの割合で表しており、スコアが高いほど良い状態を意味しています。

 

 

患者様の健康状態について

 

 

 

 

排尿状態(尿失禁)について

 

 

 

 

手術後6ケ月以降はほぼ日常生活に影響与えないまで回復します。しかしこれは患者様によって異なります

 

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