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前立腺全摘除術の成績

 

 

説明するための資料について

前立腺癌診断と治療方法の説明に使用した東北大学医学部泌尿器科インフォームドコンセント説明用紙「前立腺全摘除術を受ける患者様へ(東北大学の手術成績)」を使用して報告します

(資料の写しに赤文字で患者伊藤昇のデータを追加記入しました)

 

 

 

 

 

資料 「東北大学の手術成績」 

 

1

癌の根治性について   19-9-20更新

 

 

癌が摘出されると PSA は測定限界以下になります。経過中に PSA が上昇してきた場合は再発の疑いが出てきます(これを PSA 再発と呼びます)。このような場合でも通常、症状はありませんが、追加治療の必要性について検討します。

治療成績は、 リスク 群 や癌の進展度 に応じて 異なります 。 リスク分類に関係なく 、 摘出前立腺の 摘出 した 前立腺の 病理組織結果により 異なります 病理 組織検査で 。 癌が前立腺に限局している場合は、術後 3 年の PSA 非再発率(根治率)は 90% 以上です。 そのほかは癌の進展度 に応じて PSA 再発のリスクが高くなります。

 

 

 

 

伊藤昇のPSA再発観察経過   (H19.9.19)

 

方法

内容

高リスク群の目安

PSA(ng/ml)

手術前28

PSA>20

生検組織

グリソンスコア4+5

>8

直腸診

正常

 

MRI

3,6mm1mm

 

骨視診

転移なし

 

病理検査

皮膜外浸潤なし

各器官接続切断端断面腫瘍なし

リンパ節転移なし

癌は前立腺に限局

病期

PT3aN0P0

T3a/b,T4

 

 

 

治療成績はグラフより高リスク群で術後 3 年の PSA 非再発率(根治率)は 68% 以上です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PSA 再発した場合でも、放射線療法や内分泌療法などで長期間制癌が可能です。

 

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