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解説

 

 

前立腺癌を受入れる

 

 

 

東北大学医学部付属病院泌尿器科

外来で荒井先生に診てもらい

前立腺癌を受入れる気持ちになりました

 

 

外来への紹介状と検査資料を渡して

妻と一緒に診察室にはいる

開口1番にPSAの検査をした理由について聞かれた

エコーによる前立腺の検査、腸触診したあと

 

患者用の資料 (早期前立腺癌について)を提示して

病状について説明

まずステージとグレードを定義して

MRIや骨シンチ画像、模型を使用して癌の部位と大きさを説明し、早期の前立腺癌です

 

次に治療についての説明

4通りあるが、手術が一番確実と推薦

 

手術についての説明

切開は約7センチ

自己血の貯血はしない

勃起機能は神経移植(形成外科とチームを組む)と併用し温存

尿失禁なしとみていい

手術時間2時間前立腺切除+3時間温存移植です

術後約10日前後で退院

手術の実績年間40例以上1/

術前の内分泌治療はしない

 

 

 

手術日について

年内案と年明け早々案が示された、妻は早いほうがいいと年内案が賛成だが私は自分の身の回や家族のこと、身内のことなど、いろいろ考えることがあるので初診で仮予約はできない

教授から家へ帰って相談してくださいといってくれた、ありがたい気持ちが伝わる

 

 

 

身の回りとは

家に帰り妻や娘たちと話し合った

今気がかりなのは、癌で動けなくなったら、家族の一員としてやらなければならないことが、まだ私には残っている、万が一死ぬことになっても、それぞれ役割を分担をしてもらえるのか、みんなで話し確認をしたい

理解しあえる時がほしい年末、正月をはさんで話し合いをし、お願いをする

 

 

 

癌になったこと

治療の方針のこと

身の回りの整理のこと

それぞれ説明内容には感傷的にならず現状と、分担、目標を理解してもらった

 

 

 

はじめて癌を受入れる気持ちになる

問題なのは前立腺癌全摘除術で合併症として生活のQOL低下と生存の確率ですどこまでどの程度なのか、

教授の手術の説明を聞いて

診断方法、病気の見立て、手術の方法、治療方針、QOLに対する考え方に患者として、技術の経験者として何ら矛盾がない、

コンピュータ本体、プラントの制御設備、プラントの設備などの故障の修理、メインテナンスを例に考えれば扱うものが違うがピッタリ考え方が合致する

 

 

 

 

教授の診断のあと、

最新の設備高度技術が1番良いとは限らない、基本的な技術を日夜学習し実例を通して改良に改良を重ね、困難な癌治療に患者と共に立ち向かっている姿に感銘を受けました、そして治療をお願いしてみよう

これこそ高度医療技術を支えるみなもとではなかろうか

返事をしてくれた

先生が手術をしてくれる事を約束して

原案通りこれから治療に入るこしに決意をしました

 

 

 

そして結論として

先生はもう一度資料に目を通しておきます

患者はインターネットで米国の前立腺癌も参考に調べてください

次回診察まで、返事することになりました

 

資料や専門書、米国の前立腺癌治療状況などや

前立腺癌闘病記17例でさまざまな治療の実例を読む中で癌のような病気に立ち向かうには何が必要なのか身をもって感じました

 

 

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