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プロローグ
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関連地図
ある日 戸棚を整理していたら、昔買った資料が出てきました・・・
久しぶりに(20年ぶり?!)にその資料をみて思ったのですが
第二次世界大戦において“北アフリカ戦線”というのは枢軸軍(ドイツ、イタリア等)にとって
必ずしも必要な戦いではなく、
むしろ余計な戦闘
そして連合軍にとっては
見落としていた“穴”を見つけたような物だったのではないでしょうか
一般的なアフリカ戦線についてのイメージは・・・
イギリスが支配する北アフリカ・エジプトにドイツ軍が戦いを挑んだ戦闘
そして足手まといのイタリア軍ってところでしょう
しかし実際は・・・
まぁ足手まといのイタリア軍ってのは合ってるんですけどね(笑)
そもそも“北アフリカ戦線”はイタリアによるイタリアのための戦闘でした
第2次大戦緒戦期でのドイツ軍の電撃戦の成功をみて
ヒトラーの兄貴分であるムソリーニは“彼のイタリア軍”にもできると確信し
彼の夢である“ローマ帝国再建”を実現させる為に
イギリス軍が手薄なうちに北アフリカを占領してしまえ!と計画しました。
確かに北アフリカにおけるイタリア軍の兵力を持ってすれば
イギリス軍の4倍近くの戦力をもってすれば
容易く実現するようにみえました
しかし・・・
それには重大な見落としがありました
それは・・・
イタリア軍があまりに弱すぎるという事でした・・・
続く・・・
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ロンメル アフリカ軍団
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