英国本土作戦


ロンドン包囲が図に当たった場合

ロンドンを包囲したドイツ軍は英国国民に対し様々な宣伝工作及び
兵糧作戦で厭戦気分を煽り 交戦派の「チャーチル」を失脚させ
講和を結び 戦争終結

又は「チャーチル」が納得できる講和条件を提示し、何とか妥協して
戦争終結

さて、チャーチルが納得できる「講和条件」など有るでしょうか?
それが問題だ!


イギリスがロンドンから仮にエジンバラに遷都した場合
これは戦いが長引くと思います。

長引いている間に各植民地の動向が心配です。
各地に展開しているインド軍などはモラル(士気と社会常識の両方の意味で)が低下しそうで
す。
イタリア軍が進撃を開始したエジプトに展開されている第4インド師団の戦闘能力は・・・
実質 第7機甲師団、第2ニュージーランド師団のみの先頭になるかもしれません
まぁイタリア軍相手に負ける事は無いでしょうが、あまり芳しい状態ではないですね。

講和の理由の一つになりそうです。


ロンドン周辺から急遽エジンバラへ目標を変更するドイツ軍ですが進軍ルートはどうなるでしょ
う?

ロンドン〜マンチェスター間は平坦な地形で装甲師団の進撃に問題ないのですが
その先は中央部に「ペニン山脈」が横たわり部隊を北海沿岸廻りと
アイリッシュ海経由でブラックバーン廻り に分ける必要が出てきます

そして「ぺニン山脈」を越えると「チェヴィオット丘陵」が進軍を阻みます(どちら経由でも)
私の予想ですがここは防衛線を張るのに最適のような気がします。

激戦の末ここを突破したドイツ軍には更に「南部高地」が現れます。
しかしここを突破すれば「エジンバラ」は目と鼻の先です。

頑張れ我らの「ドイツ軍」!!

さて此処まで進軍するドイツ軍の消耗はどれ位になるでしょうか?

相当なダメージを受けている事は確かでしょう・・・
軍を回復させる為の増援や補給はスムースに行われるでしょうか??

補給線は維持できているのでしょうか???

私は“かなりの妨害”を受けていると思います。

北アフリカに登場した「SAS」が時期を早くしてイングランド内で
活躍しているとは考えられないでしょうか?

史実では 創始者である「デービット・スターリング」は特殊部隊創設に意欲的でしたが
MEHQ(英中東軍司令部)の上層部が批判的でなかなか実現できない状態でしたので
初登場は1941年11月まで待たねばなりませんでした。

SASだけ先に登場するのはアンフェアなので
「オットー・スコルツェニー」率いるSS 駆逐戦隊も登場させるとか・・・

「スターリング」対「スコルツェニー」の対決は見ものですね

誰か考察してくれると面白いんですけど(私にはチト無理ですね(汗))

補給線かく乱作戦でどちらの特殊部隊が有利かは
当然 地の利があるSASに軍配が上がると思います

もちろん「スコルツェニー」さんも大健闘するでしょうが、超アウェーでの戦いですからね

イギリス軍は「チェヴィオット丘陵」でドイツ軍の進撃を遅延させて時間を稼ぐ間に
アメリカからの武器援助やインドを除く英連邦軍からの大量に
物資や兵力を備蓄する事が出来るでしょう。

エジンバラを攻略しようとする補給が乏しい「ドイツ軍」
大量の物資を備蓄する「イギリス軍」

何処かで見た構図ですよね

まるで、北アフリカでの戦いの様・・・

きっと同じような結末を迎える事でしょう・・・

大敗北し、大敗走!

ロンドンで立て直しを図るが
駄目押しに「アメリカ参戦」
ヒトラーは英国撤退を決意で終了

インドは混乱位ではあまり意味が無かったみたいですね・・・
英国民の士気を殺ぐのには役立ちそうですが、
もしインドが独立していたら、どんな対応をしたでしょう?
ヒトラーはイギリスが敗北を認めないのは「ソ連参戦」を待っているからと思い
その希望を砕くために「ソ連侵攻」を決意・・・あっこれはやりそうですね!
てか実際やってるし・・・ 英国の思う壺だとは考えなかったのかな??
 


結論 ドイツが勝利する為には「ロンドン包囲」の段階で無理にでも講和にするしかないと思い
ます。



私のツッコミ所満載の愚考を長々と綴らせてもらいまして 誠に有難うございました。 
 
 
 

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