【鏡餅"お飾り"の意味】

〜様式を重んじる事の上に成り立ってきた日本の文化。鏡餅を供える「カタチ」にも様々な願いが込められています。
三方(さんぽう)⇒鏡餅を乗せる台
→尊い相手に物を差し上げるときには台に乗せることが礼儀である事から使われています。平安朝時代にはこの三方は「衝い重ね」と言われていたそうです。
橙(だいだい)→木から落ちずに大きく実が育つことにあやかって、代々家が大きく栄えるようにと願った縁起物です。
扇(おおぎ)・末広(すえひろ)→末長く繁栄していくようにとの願いが込められています。
四方紅(しほうべに)→お供え物をのせる色紙で、四方を「紅」で縁取る事で「天地四方」を拝し災を払い、一年の繁栄を祈願するものです。

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(2005.1/1)

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