2004年1月31日未明。
私は急遽、当日の府中行きを決めた。
平成16年第1回東京第1日。その第9レース・クロッカスステークス。
パールの仔が、府中で走る。
どうしてもこの目で見たくて、京王線に乗った。

東京9R・クロッカスステークス。
僅か9頭立のレースで、ダイヤは2番人気。
そして、パドックに出てきたのは・・・母に良く似た男の子だった。
母には無かった額の小さな流星が、母とは違う馬だと云うことを示す。
でも、顔つき、体つき（そしてオマケに馬装）、どれを取っても母に良く似ていて・・・。
あまりの美少年（？）ぶりにフィルム1本以上使いました（馬鹿）。

この日のレースは、シーキングザダイヤの逃げ切り勝ち。
今後、出来れば、母が辛酸を嘗めたレースを勝ってくれたらな、と思います。
好きだった馬の子供を応援する。これは、競馬ファンにとってはとても楽しいこと。
ホクトベガでは決して叶えることの出来ない「夢」だけに、この「パールの仔」は応援していきたいです。

牡　　鹿毛　　2001年3月1日生　　米・Jayeff "B" Stables生産
馬主＝青山洋一　　調教師＝森秀行
父＝Storm Cat　　母＝Seeking the Pearl　（母の父Seeking the Gold）