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| | オカリーナについては、演奏や思いは載せるにも、理屈的なことは書かない予定でした。 でも訳あって、すこ〜しだけ独り言を書くこととしました。このページを閲覧する条件は、 無知な私に拠る文章ですので、見たらキレイに忘れてくれることです(^へ^;ゞスミマセン ■ 剛性配分をコントロールした筐体で、音色を改善できないか…? 高音用のオカリーナは、ややもすると ピーピー堅く 鋭い音に成りがちであり、低音用のオカリーナは、鈍くて締まりの無い音に成りがちかなぁ…?!と思った私は、筐体の剛性を コントロールすることで、その音の硬さ鋭さや 鈍さも緩和されるのでは無いか…?と妄想 しました。 スピーカー(特にフル レンジ)は、振動版の分割振動が命です。一枚の振動版が各所で 振動を、プレス形状や板厚などを工夫しての剛性配分や 征振シートなどでコントロール することで、ビビリ振動や騒音を客室に伝えない設計の工夫が、衝突安全を目的とした 剛性配分とは別に成されるワケで、これはオカリーナにも当てはまるだろう!?と思うのは ごく自然な成り行きでした。 つまり、筐体の剛性を最大限に上げることで、不用意な振動を抑えて音の濁りを緩和し、 浮かびました。低音用のオカリーナは大きく重いので、出来るだけ軽く造りたいから強く 重くするのは問題だろうし、高音用のオカリーナは小さいので、弱くするために 薄く作る のも小さく成りすぎるので問題だろう…というワケです。 ですので、低音用のは圧肉成型した上で、最も軽くて最も強い究極の形状に成るように 私には、そんな実験を繰り返し行うだけの時間などありませんし、最近は筐体の形状や 性質よりも、歌口に拠る音色の変化が最も大きいと云う結論に達したので、まあ其れは することが無くなった時の作る楽しみ…♪ということで置いておこうと思っています。 ↑の屁理屈は、オカリーナの先生から「そんな簡単に結論を急ぎ公表?するのは如何な ■ 歌口に拠る音色の変化 私の作品は、全て過去に 親しい方から頂いた粘土で作っています。その一つが信楽の土です。これで1999年頃に、久々に作品を作りましたが、いままでのより硬く、品の無い 音に感じられました。そして2001年に、同じ粘土でC管やソプラノG管などを作りました。 そしたら全くもって音色が違う…。耳の錯覚ではなく、録音しても違いが判る…。 非常に出だしは柔らかいのですが、飽和した感じでもあります。これはC管でもG管でも 同じ傾向でした。同じ粘土で同じ音域のを作っても、歌口で全く音が違う…。 歌口は、1999年のはエッジ周りが厚く、エッジは鈍い、若しくは平坦な形状なのに対して 云って、ほぼ間違いないと思います。 でも最近は、音色なんかより先ず先に必要な条件が幾つも有ることを知ったので、音色 ■ オカリーナの在り方とプロの演奏 理屈ではないですが、オカリーナ絡みなので、ここに書きます。音楽の向こうに神の存在をも見て、音楽を真摯に受け止め、「所詮オカリーナだから」と 演奏を生業とする方は、聴衆が お金を払うに値する音楽や演奏を提供しなければ成ら 核に在るのも、此れからの時代は可だろうと云う訳です。(もちろん音楽を核とする人は これからも引き続き必要です) オカリーナは、初めて手にして直ぐに音が出せてしまう、とにかく安く取っ付き易い楽器。 私利私欲 以外の、何か大切なことのために在る魂の所業を、応援したい!2003/5/30 | |
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