2006/1/27UP→2014/7/14new

高知の田舎に住みます?

keiji clip board (トップページ)

とある田舎物件を、なんとか存続させるべく、新たな住人を求めます。

この物件は築年数が不明ですが、納屋の梁には「1963年改造」という墨書きが見られます。

物件は、四万十川流域の高知県 高岡郡 四万十町に位置します。救急車も受け入れられる総合病院までは、車で10分以内。最寄の駅も、車で5〜6分くらい。家の前の道は広く、バスも通ります。

地理的には、四万十川(中流)の蛇行が、最も太平洋に近づいた地域なので、窪川より下流の大正町や十和村などより大幅に海に近く、釣り拠点としても好適なのも特徴です。

魚を釣って 広い田畑で米や野菜を作れば、それだけで食の大部分が満たせますが、もちろん町には大型スーパーも複数ありますので、物資面での生活保障も整っています。

周囲は開けた山間の高南大地で、標高約250mですが、桜が高知市内より数日遅れる程度の気候は、温暖な部類でしょう。もちろん、冬の晴れた朝晩は、それなりに冷えます。
要するに昼夜の気温差が大きい傾向にあり、それが米の風味を良くするのだとか。

北部には標高1,000m以上の山も在り、付近の林道からは四国カルスト(天狗高原)も望めるなど大きな自然も楽しめます。近くには松葉川温泉も。現在、高知市内までのアクセスは、車で2時間以内ですが、高速道路が伸びており、さらに近くなっています。

なお、この物件はかなり広い田んぼ&畑(近隣5箇所に分散)がオプションです。

物件をご覧になりたい方は、kkeiji1896@yahoo.co.jpまでご連絡ください(アドレスは、先頭のkを一つ除いてください)。お問い合わせなどお待ちしております。

 【物件要約】
宅 地 :156坪。県道沿い,不成型(緩い山の斜面を開拓した頃の名残と思われる)
田 畑 :五箇所に分散,合計約2,702平方m
建 坪 :母屋= 6×3で約18坪/納屋= 5×3で約15坪/雑倉庫= 3×4で約12坪+馬小屋分
地 価 :不明ですので時価を基準とした応談とします.
水 道 :井戸水/電動ポンプ
下水道:なし(谷水が流れる用水路に排水)
浄化槽:なし(町から補助金は出る)
トイレ :田舎式(堆肥として利用する田舎物件であり、浸透型ではない)
注 記 :母屋も納屋も一部の柱の根元が傷み気味なので補修したい,納屋は全体を修正補強すれば完璧
     雑倉庫以外は床下セメント塗りで防湿に配慮,庭も庭木の周り以外はセメント塗り,瓦は近年に葺き替え済み.
     瓦を降ろしトタン葺きとすれば耐震性の観点で安心できる.


 
 
 
↑集落近くの旧耕地(2014年現在、自然公園他の整備が進行中)。緩い山の向こうが当物件の集落で、ここからは1km以内。町の中心から当物件まで、全て二車線県道で行き来できるようになった。

↑2車線県道からの進入路。広くないが、3ナンバーの車も十分通れる。道と敷地との高低差は0.5mほど。敷地は、ここから左に入るが、いささか狭め。通路の左右は土なので拡張できなくもない。

敷地入り口からの展望。庭木の根元以外は、自然の凸凹を含め、全部セメント塗りなので、草刈りは最小限で済む。中央奥は納屋。
 

↑庭から、敷地入り口の展望。左が母屋。

庭の南東方面。中央の茂みは柿の木や椿、サツキや竹など。この右側に、トイレなどの錬が。
2014年現在、孟宗竹が多く生えており、植え込み部分は手入れを要する状態。

庭の南側の、トイレ錬と並びの車庫。見ての通り、車だけでなく、自転車なども置く余裕がある。

敷地の西方面。左の高い木は富有柿で樹高7〜8m。無消毒でも概ね数十kgの収穫がある。手前の広場は自然の地形が残るもセメント施工済みで、駐車も可。この広さは贅沢です。
2005年の実り。40kg以上の収穫!換金すると…?
↑母屋の南面。縁側下は トタンを貼ってあるが、簡単に外せるし通風孔も容易に作れる。(画像の時刻表示の左上にあるモノは荷物運びの道具であり物件とは関係ありません)
↑母屋入り口(南側)。左のブロック積みの部分が台所スペースで、右が土間続きの簡易スペース(板の間)。
入り口の外には、散水にも使える水道(井戸水)もある。庭がセメントなので、室内が汚れない。
庭は、車の方向転換も出来る広さ。

↑母屋入り口から中を望む。左の台所も右のスペースもセメント続きの土間。奥は、右の部屋に上がる段差がある。(腰かけるのに丁度良い高さ)壁の板はリフォームで更新されており必要十分にキレイ。
#2012年現在,補修が必要.

↑母屋西端の台所。流し台はタイル貼りで全体に質素(昭和のお約束)。
台所や風呂場も土足で直行できる構造は農家物件の特徴らしい。

↑母屋に入って直ぐの所から右にある、2畳ほどのセメント土間と、1畳程の板の間。農家物件なので、長靴(土足)を脱がずに腰かけて、昼食や休憩に使うスペースと思われる。黒電話つき。

↑母屋入り口の奥。部屋に上がる段差。その上は2畳の板の間。窓は母屋の北側。

↑母屋の東端の部屋(換気のため、私が畳を上げているところです)で、手前が4.5畳、左奥が2畳。南の縁側は合計約3畳。北側の板の間は2畳ほど。

縁側と畳の部屋は全てフスマや障子で仕切れる(省エネできる)構造。

庭は十分に広いので、池や築山を構えれば、縁側から眺めて楽しめる。増築や、駐車場としても使える。ただし、野山だった頃の名残で凸凹している。

↑左と少し違う角度で見た様子。コタツの向こうは扉ではなく壁。梁のうち、画像の時刻表示あたりの梁材の表面近くが一部侵食され浮いているが、踏んで落ちるようなことは無い。

フスマを開け閉めする場合は、スライダ部分を削り、板を貼るなどの工夫を!

床下はセメント施工済み。床下の支えが追加してあり強度も十分。畳の下の板も新しく、床下周りは周辺の家より上等。

↑母屋の北西端。ブロックで増築された部分が、薪式にガスを追加した簡易な風呂場。薪で沸かす構造も残っている。
左側の木柵は隣家との境。

↑左が母屋の西面で、右が納屋の北面。手前の茂みは古井戸。(笹は 石積みの隙間から生える)上水は、数m離れた所から揚水される。

↑左が納屋で右が隣接する雑倉庫。
右手前のトタン葺きは、元馬小屋。

↑雑倉庫の南西面。入り口手前の広場もセメント塗り。入り口は広いので車も入る。(車の出入りは、撮影で立った場所から)動物を飼うための柵も倉庫内にある。

↑納屋の南面。この左に雑倉庫。手前には3畳ほどの小部屋(板の間)がリフォームで追加されていて十分キレイ。その小部屋の隣りは元々ヤギを飼っていたらしいオープン スペース(囲い有り)。
手前のトタン(木枠)の柵は扉付き。簡素な作りなので撤去も容易。一応、柵の手前も敷地。

↑庭から望む納屋。右が母屋。材は太いが、作りは簡素。床面はセメント施工済み。屋根裏あり。

↑納屋の屋根裏。構成材は十分に太い。但し、厳格ではなく簡易な構造。

↑同じく屋根裏。建築材が置きっ放し。

↑納屋の東南端のオープン スペース。
隣りの小部屋の入り口が下部に見える。昔はヤギを飼っていたらしいが、現在は床がセメントで、物置としても使える。

↑納屋のメイン スペース(庭側を望む)。屋根裏に上がる階段は無いので、簡易に梯子を掛けてある。この左の梁に「1963年改造」という墨書きが在る。

↑納屋に隣接する雑倉庫の中。十分に広くて 納屋より大幅に新しいが、作りは最低限で、壁も屋根はトタン。基本的に土間。入り口も広く、農機や車を置ける。
右奥は馬小屋だったスペース。

↑雑倉庫の骨組みの上には、沢山の垂木や板材などを置いてある。

ご不明な点は、先頭のkを一つ除いたアドレス→kkeiji1896@yahoo.co.jpまでメールください。その際、SPAMメールと勘違いしないため、明快な件名でお願い致します。

メールチェックしきれない場合があるので、メール送信された場合は掲示板にでもご連絡いただけると助かります。

↑家の周りの環境。この右の端付近が当物件の場所。家の東側が開けている。
手前の県道は、町へのアクセスで通る。