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燃費を1~4割カットして交通事故と維持費を減らし車を長持ちさせる方法
2023年1月12日 21:00
10万km走れる量の燃料で言えば1万km~4万kmもの差が生まれ、さらにクソつまらん事故とかを大幅に減らし、さらに車の維持費を減らして長持ちさせられる観点で言えば数万円しても安いわけですが、次項で触れるようにガソリン価格高止まりに物価高という苦境が続く都合上、”参考本”くらいの額に抑えるべきと判断しました。
なので、これから先も経済的な悩みや交通事故の不安も無い”特殊な人”は、読まなくて結構です。
ガソリン価格高止まりに物価高
一層の燃費節約も不可避
多くの人の収入が回復しないまま、ガソリン(燃料や電気)価格が高止まりしていることに加え、生活必需品の価格が上がり続けて暮らしに追い討ちをかけていますが、改善の兆しは現状ありません。
なぜなら、日本人が頑張ってきた成果としての財産を没収してアメリカ側の外国に流し、国力そのものを削いで衰退させて円の価値も下げているのは、他ならぬ「日本政府」だからです。
そうなると、少数の「成功者」を除けば、生活防衛を強める他ありません。
燃費の話に絞りますと、一人あたりのガソリン年間消費量(2020年)は
全国平均で約 356.7L だそうですが、例えば一番多いとされる富山県の 525L は、160円/Lが30年とすれば
燃費は約 252万円 になりますよね。
そこで”普通の車”からハイブリッド車や電気自動車といった「エコカー」に買い替えれば、しばらくの間は new car life を満喫できるかもしれませんが
- 購入費を「低燃費」で回収することは叶わない
- 経年により電池容量が低下する
- 鉛バッテリーが「低燃費」の犠牲になっている
- 特にEVは空調使用が悩ましい
- 特にEVは高温や低温に弱く意外と面倒
- EVは電気を車で配給してもらうのは無理
- EVは駆動用バッテリー交換費が数十万円と高額
といった現実に直面すると、また思い悩むことになるかもしれません。
そもそも節約の必要がなく、ただ「エコカー」に買い換えれば満足する方にとっては如何でも良い話でしょうけど、例えば燃費20km/Lの人が25km/L にまで改善すれば、ガソリン単価160円/Lで10万kmとすれば
80万円が64万円で済むようになるし、80万円すべて使えば2万5千km多く走れます。
結構な差だと思います。
その算数は理解できても、「私には難しい」と思われるかもしれませんが、
燃費を1~2割カットする位なら、とても簡単というか、やる気次第だし、今の車が既に使用限界を迎え、「エコカー」購入は必須だとしても、同じく燃費節約は可能だし、事故や維持費も抑えたほうが良いでしょう。
最近よく宣伝される車のサブスクについては分かりませんが、ちょっと検索してみると、制約や負担は軽くないようですね。
省燃費運転の効果
徹底的に軽量化した試験用のリッターカー※を、プロドライバーが一般道で試験的に省燃費運転したところ、50km/Lを越える低燃費を達成できたという事例を受けた私は、自家用のスズキ ワゴンR(初期型|無改造|M/T|4WD|定地走行燃費27km/L |10・15モード燃費18km/L )他による省燃費運転を20年間以上、日常使用の中で研究しながら実践してきました。
※排気量1000cc位の小型乗用車.
その結果として、下手な運転者が溢れていて走りにくい一般道メインで19~21km/L 程度はコンスタントに達成できている一方で、たまたま淡路島縦断(一般道)ルートだけを知人に運転させて私は同乗した回はカタログ燃費を大幅に下回りました。
ちなみに同型(M/T/4WD)車は、「e燃費」では9~23km/L(投稿数が多いボリュームゾーンは12~20km/L程度)の過去ログが出てきますが、マイクロバスを含む 様々な車種の省燃費研究を鑑みて、タイトルの数値を設定させて戴いております。
要は、
運転の良し悪しで燃費が大幅に変わる(自動車カタログの燃費欄にも条件により燃費が変動する旨は必ず書かれている)ことをお判り頂きたいのですが、嘘だと思われる方はスルーしてくださいね。
メリット/デメリット
省燃費運転のメリット
✅ やれば必ず結構な額が浮く
✅ 交通事故(重大な損失)が副次的に減る
✅ 車の損耗(維持費)が減る
✅ 車の買い替え(高額出費)理由が減る
✅ 乗員の不安感や疲労が減る
✅ みんなやれば省エネに凄まじく貢献する
など
省燃費運転のデメリット
✅ 移動時間が増える傾向
✅ 空調使用とは相性が良くない
✅ せっかちでイライラしやすい人には不向き
✅ 単純な物理法則すらも理解できない人には無理
✅ 条件によっては省燃費効果が高くない※
✅「エコカー」や燃料・電気の販売が減る
など
上記デメリット項の
※ 箇所を掘り下げますと…
【 効果が高くなるケース 】
✅ ガソリン車やディーゼル車(省燃費は運転次第)
✅ 一般道の走行割合が多い(改善ポイントが多い)
✅ カタログ燃費には程遠い(改善ポイントが多い)
【 効果が低くなるケース 】
✅ ハイブリッド車やEV(省燃費は車が頑張る)
✅ 自動車道の走行割合が多い(改善ポイントが少ない)
✅ カタログ燃費に近い(改善ポイントが少ない)
いわゆる「エコカー」は車自体の省燃費能力が高められていますが、それも無限ではないため、運転改善により省燃費できる余地がありますし、
省燃費運転に必要な状況判断能力を身に付ければ、副次的に交通事故が予防されるので、本来は全ての運転者が習得すべきですが、中でも省燃費運転の効果が高くなるケースの人は利益が大きくなります。
巷で語られるエコドライブの怪
省燃費運転については、色んな人が自由に発信してはいますが、少なくとも YouTube を見渡した範囲では、どれも発信者自身が原理を理解できていないため、ふわっとしたイメージばかりだし、ブログ等を見渡しても傾向は共通しているようです。
ゆっくり加速して…
早めにアクセルOFFして…
アイドリングを減らして…
積荷を減らして…
エアコン使用を減らして…
それらも端的に言えば正解ですが、そうじゃないというか、
肝心の”極意”と基本原理が欠落した、ピンぼけな「解説」ばかり※なのには驚かされます。
※部分的ながらも極意に触れている解説も無いわけではない.
基本原理も知らずに何となく発信された”怪説”を、意味が解らないまま真に受けるのは、自分が損するだけでは済まない場合もあります。
中には自動車メーカー公式の職業ドライバー向け解説ページなんかもありますが、それとて基本原理や
”極意
”などは書かれていないので、一般の人には部分的な参考という位置づけでしょう。
本稿について
運転の仕方によって燃費が大きく変わる単純な理由を理解して、運転を改善するだけで一般レベルより何割も省燃費できますが、その理由と改善方法を多くの人が容易に理解して実践できるよう、巷の漠然とした諸「解説」にはない基本原理と
”極意
”に、特設車載カメラによる実例動画と静画、やさしい図解も添えて解説しています。
左右回転と振動吸収の自作メカで特設した車載カメラ
大幅な省燃費に加え、車の損耗や買い替えなどの大きな出費も抑えて、交通事故の予防にも寄与する本稿ですが、様々な物価高もあり困っている多くの事情を鑑みて、一般的なお役立ち本のイメージで提供するこにとしました。
省燃費運転の効果
本稿を一番おすすめするのは、先記の「省燃費運転の効果」で示したように
”普通の車
”で一般道を走る割合が多くて、車自体の燃費にも不満を覚える人ですが、副次的な事故予防の効果は「エコカー」の人にも非常に有益であるばかりか、既に正しい省燃費運転を実践できている人を除けば、節約効果も無視できないレベルになるでしょう。
余談ですが、仮に月額2,000円を省燃費で浮かせたとして、平均利率7%の投資で50年間つみたてていくと、税率20.315%を差し引いた「将来額」は、『手軽に複利計算』というアプリでは 6,170,652 円 と出ました。
省燃費運転と投資の組み合わせも面白いと思います。
本稿で伝えることは、達人でなければ実現できないような難しいハナレワザではなく、車を正常に運転できる人なら誰でも出来るレベルだけども、ほぼ誰もやっていない、視点と運転操作の改善方法です。
良くない運転を改善するだけで、一般レベルより大幅に燃費を浮かせられることを保証しますが、料理指導に例えれば、レシピ通りに作らずに不出来の文句を言うような方はご遠慮くださいね。
万有の物理法則で決まることですから、やれば再現されるし、やらなければ再現されません。
無駄な努力を避けて確かに節約しつつ、交通事故も減らして、暮らしの今と未来を守りたい人は、読み進んでください。
残念な交通事故の削減を含んだ皆んなの暮らし防衛と、社会全体の省エネと公共の調和に貢献できることを、とても嬉しく思います。
ぜひ本稿を有効活用してください。
省燃費運転の極意と基本原理
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