子どもたちは年齢に合わせ、ビニル、和紙を素材の鯉のぼりに、ビー玉画法やスタンプでうろこをデザインした手作り鯉のぼりを完成させました。
手にした鯉のぼりの口から吸いこまれた風が、勢いよく幟(のぼり)をたなびかせていました。
『鯉の滝登り』に象徴されるように、鯉は清流や湖沼でも生き抜く生命力の強い魚です。
中国では鯉が流れに逆らって、竜門という滝をのぼり龍に変わり天に昇るという伝え話が鯉のぼりの元になっています。
日本では、江戸時代に町人たちが、端午の節句に立身出世を願い鯉のぼりを揚げたそうで、子どもが和紙で作った鯉のぼりを棒の先につけ走る様子が絵に残っています。
江戸時代の子どもの風習と健やかな成長を願い、貝塚幼稚園でも鯉のぼりを泳がしています。
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