7〜21MHz可変同調ホイップアンテナの製作 JH1NDM@萩原
1.材料を用意する。
SW−65Sプラスチックケース、BNCコネクタ(角座)、AM用ポリバリコン(260pF)、φ0.8oウレタン線
(60o)、トロイダルコア(T-68-2)、ロッドアンテナ(7段96p)
その他ネジ類、圧着端子、糸はんだが必要になります。
2.ケースの穴あけ加工。
3.コイルをトロイダルコア(T-68-2)に巻きます。
最初に2次側(19T)をリード部分を2〜3cm出して下図のように巻き始め巻き終わったらリード部分を2〜3
cmで折り返して根元から被覆をはがしてよじり一次側(2T)を巻く。
よじった部分は根元からはんだ処理をし、巻き始めと終わりのリード線は先端を5oほどはんだ処理をする。
4.ケースに部品を取り付け下図の用にはんだ付けをする。
5.ロッドアンテナをケースに取付けマッチング回路と接続する。
ケースをはんだ鏝で溶かさないように注意する。
6.7〜21MHz可変同調ホイップアンテナの完成。
このアンテナは同調コンデンサーにポリバリコンを使用していておおよそ耐圧が100V程度であり、給電点の
インピーダンスを2KΩとした場合5W程度の入力が限界となりますので注意してください。
材料費 :2,000円以下で集めることが出来ます。
工 具 :ドリル、カッターナイフ、M3用ドライバー、ラジオペンチ、ニッパー、ピンセット、はんだ鏝、ルーペ
(ケース加工済みの場合ドリルは必要なし)
測定器:アンテナアナライザ
(ない場合はハンディトランシーバとSWR計でも可能)
完成品の性能
SWR特性 1.5以下(7〜21MHz)
送信特性は環境で代わりますがあまり期待できません。