治療方針

病気は、身体の症状と精神的な症状とが入り混じっておきてきます。

内科的な診断、治療を並行して行ないながら、精神的な病気を診ていくようにしています。

また、完全予約制で、充分に時間をとってお話を聞くようにしています。

病気に関しては、なんでもご相談下さい。

どういうときに受診したらよいか

● 不安、心配、気分の落ち込み、イライラなどの精神症状がある時。

● 不眠、頭痛、腹痛、動悸、食欲不振、だるさなどの身体症状があり、検査を受けても原因がわからない時。

● 対人関係がうまくいかない時。

● ストレスを強く感じる時。

● 仕事、勉強、家事などがうまくできない時。

以上の様な時、うつ病、不安障害(パニック障害、不安神経症など)、心身症(ストレス性の頭痛、過敏性腸症候群、摂食障害など)、適応障害などになっていることがあります。

一時的な疲れ、心配事によるもの、性格の問題などと思っていても、程度が強く、なかなか直らない時は、ストレス性の病気や精神的な病気になってしまっていることがあります。

発達障害の傾向や心理的なトラウマがその病気に影響していることもあります。

ぜひ、専門医にご相談下さい。

どんな治療をしているか

まず、どんな症状があるのか、いつ頃からあって、どれくらいの程度なのか、毎日の生活、仕事や勉強にどれくらい影響が出ているのかをお聞きします。

お話をお聞きすることによって、病気の診断をします。必要な場合は心理検査を行います。

考えられる病気の名前、治療法、生活上の注意、今後の見通しについてご説明します。

治療はカウンセリング(精神療法)とお薬による治療が中心になります。

カウンセリング(精神療法)は、仕事や日常生活、人間関係の負担を減らすように環境調整をしたり、考え方や行動の仕方の見直しをしたりします。

初診は問診票記入をふくめて1時間ほどかけています。

診療に関するご希望は遠慮なくお話し下さい。

費用

3割負担の場合 おおよそ初診2500円、再診1500円です。20歳未満は初診3700円、再診2500円です。診断書の発行や検査は別途費用がかかります。

自立支援医療の取り扱いもしています。