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郷土史探訪1.野田市の曲がり家-1  
(野田市 船形)
野田にも曲がり家がありました。解体直前の茅葺き屋根の曲がり家を訪れたのは九年前、利根川と江戸川に挟まれた大自然にあり、動植物の宝庫の中で、一際美しい形態であったであろう当時の姿が偲ばれます。あれから、数日後、無惨に解体されて廃材となって・・今はもう存在しません。

曲がり家-2
 南側正面
 
(野田市 船形)
時代の流れか、野田の民家は次々と消えていきます。しかし、築100年以上の伝統ある家にはどこか郷愁が感じられるものです。昔はこの家の周りを子供達が楽しく遊び廻っていたに違いありません。こんど、茅葺き屋根を見つけたときは、壊される前の温故知新を願っています。
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