リアクタンス効果について


    これが恋愛成就のための一番大事なものだと、私は考えています。 これを書くためにこのサイトを制作したと言っても言い過ぎじゃないかもしれません。

 実際、「この効果を受けてるな」と自己分析できても、居ても立ってもいられなく なるくらいの効き目があります(経験者は語る)。

 リアクタンス効果とは心理学用語で「自分の(選択の)自由が奪われようとしているときに、 それに反発するような心理作用」の事を言ったと思います(記憶は曖昧)。でも、 これじゃあ、ピンときませんね。

 このサイトの今までの説明でいけば、
 実現可能(彼・彼女にしようと思えばできる状態)であった人が、 その人に「他の好きな人ができた」、「諦めた」などの事情で急に 実現不可能(もう彼・彼女にできない状態) になろうとする時に、意識的にも無意識的にもそれを引き止めようとする 心の動きと言えるでしょう。(ますますわからなくなった?)

 昔読んだ本にこの説明として、「百円で女の子を口説き落とす奴がいる。 まず、9日間に渡って、ターゲットの女の人に口説きの電話を入れる。当然相手は、 そのずうずうしさに呆れ、怒る。その後3日間電話をしない。そして電話をかけた 時には女の子の態度が変わっているそうだ。」という例をあげていました。 この話が本当かどうかは眉つば物ですが、上手く言い表せていると思います。

 コレクターの例えで言えば、「こんなありふれたもの、 いつでも手に入る」と思って放っぽっといたら、なくなっちゃって、 新しいのを手に入れようとしたら、もう売ってない事がわかったって感じですかね。 きっとこのコレクターはそれを求めて、あちこちの店を探し回る事でしょう。

 僕は勝手に「逃した魚は大きかったぞ効果」などとも言っております。 これでイメージが湧いて来ましたか?身に憶えはありませんか?

 結婚に踏み出さない 煮え切らない彼氏に「今度お見合いする」と言うのも、狙ってか狙わずかこの効果を 期待するものであると思われます。映画でも漫画でも結果的にこの効果の作用が 働いていると思われるものがたくさんあります。映画「プリティーウーマン」も最後は この効果が効いていたと言えます。

 自分の事を好きでも嫌いでもない状態のフリーな相手をゲットする場合は この効果を狙うのが最良であると考えます。でも、この効果のためには前に 述べた下ごしらえが大事なんです。 ターゲットの男性と居心地のいい人間関係をまず構築するんです。 男にとって、例え自分の好みのコじゃなかったとしても、 自分の事を好いてくれているとわかっている女の子との友好関係が居心地の悪い はずがありません(その女の子がしつこく迫って来たりしない限り)。

 今現在思いつく作戦としては

1・単純接触の原理により、相手に愛着を植え付け、頃合を見て、「相手のことが好き」 だと言う部分だけの告白をして、相手に返事をさせない。 友達関係を続けて居心地のいい関係を作る。 相談を持ちかけたりして接触機会を持つのもいいかも。そして、更に頃合を見て、 「友達のままでいるのはやっぱり辛い。ごめんね。さよなら。」と言って、関係を 一気に断ち切る。相手からの電話を待つ。

2・露骨な愛情表現でラブラブ攻撃。続けている内に相手が自分の事をなめはじめてくる。 相手が明らかに、なめた態度をとる様になってきたら、「・・・もういい。辛すぎるからあきらめる・・・。さよなら。」 と言って、接触をぱったり断つ。相手の態度が変わるのを待つ。

 などがあります。そして、注意点は、接触を断つ時には、必ず相手に明確に宣言する(別れの言葉を言う) 事です。フェードアウトしてしまっては全く意味がありません。

 ちなみに僕は2・の方法で彼女を ゲットしたことがあります。 露骨な愛情表現の後、頃合を見て勝負に行きました。「友達以外に思えない。」と 言われた時に、「わかった。もう君と電話するのは辛すぎるから、もう電話はしないね。 さよなら・・・。元気でね。」と言って電話を切りました。1週間くらいで電話があるかな?と思っていたら、 次の日に泣きながら電話してきました。そしてめでたく付き合う事になったっちゅう訳です(汗)。

 最もこの効果が発揮されるであろうシチュエーションはどんなものだと思いますか? 僕は映画「プリティーウーマン」のクライマックス直前の様に「お互い好きなのに別れなくてはならない状況」というものだと思います。 このシチュエーションにもって行けたら、理想的なんですが・・・。

 恋愛は追うと逃げられ、逃げると追われると言うのは、ある意味、的を射ているのではないでしょうか。


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