不満があったらすぐに抗議しよう。


「今まで我慢してたけど、もう・・・」は幸せになれない最悪のパターン

   不満があるときには、ちゃんと口に出していわないと相手はわかりません。 下手にものわかりのいいふりをして口に出さないと、相手は「不満は無いんだな。 現状で満足しているんだな。」と思ってしまいます。極まれに洞察力に長けた人は 気づく人はいるかもしれませんが、あなたの相手にはとうてい期待できません。堪忍袋の緒が 切れて猛抗議したり、別れを切り出したりしても相手は「いきなり何を言い出すんだ? 今まで不満は無かったはずなのに・・・。」など、はたまた 「今日は機嫌が悪いだけなんだな。」とか「本当は 別に理由でもあるのでは?」などと思ってしまうかもしれません。

 悪気も無く、あなたに不満を感じさせるつもりが全く無い人なのに、実は不満を 与えつづけていて振られてしまった、というのは、あなたにとっても、あなたの相手に とっても不幸な事です。相手があなたの抗議、要求を採用するかはおいといて、 まずは「何をあなたが望むのか」「何をあなたが不満に思っているのか」を提示しておくのは とても重要です。おねだり要求とかは別として・・・。

 まっとうな要求をしたのに「わがままだ。そんな君は嫌いだ。」などと言う相手がいたら、 かなりの自己中心的な人か、とっくにあなたから気持ちが離れている人なので、見切りを つけるのもいいかもしれません。

 人間は他人の気持ちを知る事ができない以上、恋人関係、夫婦関係、友人関係から 親子関係にいたるまで、すべて手探りで築いていかなければならないのですから。 とりあえずぶつかってみないことには、お互い学美、成長する事はできません。

僕はマンガ家の深見じゅん先生のファンなんですが、その作品の中で50代と 思しき女性が主人公(女)に「言いたい事を言うのよ。我慢しちゃダメよ。 自分の心を開かなきゃ、相手の心も見えないの。お互いに言いたい事を言って、 それでも別れないなら、それが本物の恋よ。」と言っているシーンがあります。 さすがは深見じゅん先生って思っちゃいました。(^_^)


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