別れをきりだされた時


男女が別れたときには、最後に会ったときの相手に対する感情が強く残ります。 これは根本的な別れの原因とは異なり、もう会わなくなる、という最後の瞬間 の感情です。だから、別れ際に友好的な、思いやりのある態度、言葉で別れた場合は、 その後相手との楽しかった思い出ばかりが思い出されますし、別れる時に ののしりあった場合は嫌だった思い出ばかりが思い出されます。

 この心理作用を利用して、相手の感情を上手く操作する事ができます。

 もし、自分ができたらヨリを戻したい時など、相手に対してよいイメージを ずっと植え付けたい時は優しい言葉をかけて別れましょう。

 例えとしては、「こんな終わり方をして残念だけど、 あなたに会えてよかったわ。元気でね。」 などが最適だと思います。このようにすれば、相手に自分といて楽しかった思い出ばかりが 思い浮かんできて、相手が後日ヨリを戻そうとしてくる可能性がかなり上がると思います。 もし成功したら、あなたはヨリを戻すも、こちらから改めてふるのも好きなようにできます。

 僕が別れを切り出された時にとっさに上の様に振舞って、狙い通り1ヶ月後に、ヨリを戻したい との電話がかかってきました。・・・とは言っても、全ての場合に通用するわけではないでしょうが。

 そのための絶対に守らなければならない注意点としては、別れを切り出されて最後に 別れる時まで、「別れたくないよ〜」などと別れに難色を示してもつれるのだけは 避ける事です。これはかえって逆効果で、はがれにくい粘着テープがまとわりついている ようなイメージを相手に与えてしまい、二度と近づきたくないという感情を生んでしまう 事になります。

 別れを切り出された時の理想的な対応としては、駄々をこねずに、あたかも、自分から 別れるようにサバサバとした振る舞いをしましょう。内心はどうあれ・・・。そして、 これが最後の別れなら、上に書いたようなセリフを効かせておきましょう。

 別れようとした時に、相手がパッと離れていくと、なんだか惜しかったような気が するものです。

 あと、相手に「その程度の気持ちだったのか?!」などと言われたら、 「そんなわけないでしょ(怒)! 私がどんなに苦しいか 知らないくせに!」などとセリフを怒ったフリして言っておきましょう。 (涙を見せるのも有効)

 逆に、付き合ってた男がひどい男で、2度と会いたくない場合は別れ間際に 恨みつらみをぶつけまくって散々ののしっておきましょう。そうすれば、相手にも 嫌な思い出ばかりが思い出されて、ヨリを戻そうと付きまとってくる可能性も グンと減るはずです(普通の感覚を持った人間なら)。

 どちらを選ぶのもあなた次第。自分が最も望ましい方に相手の心を 操作してやりましょう。


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