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夢とは与えられるモノではなく育むモノだ。 自分が人に夢を与えられるなどと思うのは傲慢でしかない。 それに気づかないアナタはきっかけにすらなれない。 04/29 |
自分が気持ち良くなるために、僕に善意を押し売りしないでください。 きっと、アナタはアナタが思っているほど人望ないですよ。 04/27 |
結末は等しく訪れる。 その過程が幸せであろうと、絶望と後悔の連続であろうと。 だから、僕は恐れない。 人に笑われ生きていこう。上手に踊り続けよう。 04/26 |
アナタと僕は個々の意思だ。 だからこそ僕は距離を感じ、孤独が消せない。 アナタと僕は個々の意思だ。 だからこそ僕は感銘し、成長することが出来る。 04/25 |
力を行使するなら、力を行使されることも覚悟するべきである。 数日前、隔たった理屈で人を殴った者に、自分が殴られようとしていることを怒る資格はない。 04/24 |
何物にも依存しないで生きていくという考え方に依存していませんか?
04/23 |
1月某日、その日は近年まれにみる寒さだったらしい。ニュースでそう言っていた。 何故か異様に高揚して舞い上がっていた僕はその日の寒さを感じなかった。 そして、お気に入りではあるが家と逆方向にあるのでたまにしか行かないカフェに黒いコートを忘れてきてしまった。 2月某日、あの日からずっと続いている寒波の影響はさすがに僕に忘れてきた黒いコートの存在を思いださせた。 気さくなカフェのマスターは、黒いコートをクリーニングに出して保存しておいてくれた。 ビニールに包まれた黒いコートを受け取り、お礼を言って僕は家路に着いた。 次の日、朝。何日かぶりに黒いコートに袖を通す。妙に嬉しい。そんな小さな幸せに注意力を削がれていた僕はささやかにして致命的な間違いを犯した。 ボタンを掛け違えた。その日から黒いコートは脱げなくなった。 3月某日、僕は今だにボタンの掛け違いを直せずにいる。不器用な僕にはそれが出来ない。 季節は春へと変化を見せている。皆は上着を脱ぎ捨て春の暖かい光を満喫しているが、僕は黒いコートが脱げない。 4月某日、人は慣れる動物だ。諦められる動物だ。いつしかこの常時5度は温度が違う状況も苦痛では無くなってきた。 自分を含め僕の姿を滑稽に思い笑っている奴らは何人もいるのだが、最近はそれも気にならなくなってきた。 2ヶ月ぶりにカフェに行く。僕を不憫に思ったマスターがスペシャルブレンドのコーヒーを出してくれた。湯気を見つめながら僕はボーっと考える。 季節は足早に過ぎていった春を惜しむでもなく初夏へ進み、そして夏がやってくる。 夏までには、ボタンを正しく直せるのだろうか。夏までにはこの黒いコートが脱げるのだろうか。 そんな期待もしていないことを考えていたら、マスターご自慢のコーヒーがすっかり冷めていた。 04/22 |
過失を恐れて行動しないことが、僕にとって最大の過失だ。
04/21 |
それは確かに存在する。 それは善悪、正誤といった基準が意味を持たない。 それは美しかろうと醜かろうと倫理的であろうと非道徳であろうと関係ない。 それを表す言葉は唯一だ。ただ純粋に「良いものである」と。 僕はその存在を求めてさまよっている。アナタはその刷り込まれた良識で僕を笑うのかい? 04/20 |
情報の開示を望むということは、その真偽を見極め、受け取り、分析するという義務が生じるのだ。 ゴシップに喜び踊るくらいなら権利を放棄したほうがいい。 04/19 |
現存する法と世論の範囲で得てきた利益を、一部のエゴイストのために失うのだとしたら その理不尽をありのまま訴えることに何の問題があるというのだ。 04/18 |
いや、焦りを感じる必要はないよ。 自発的にのんびりするのと、目的が無いからのんびりするのは違うから。 04/16 |
でもね、僕は怖くなっちゃったんだ。舞台に立つことが。 流行の歌に後押しされて、鮮烈な印象が残っているあのドラマの主人公になったつもりで演じてみたのだけど。 すごく簡単な事だった。誰もそんなことは期待してなかったんだ。 僕が演じてたのは少しだけセリフのある「通行人B」だった。 それに気づいた時、僕は己の無知を呪ったんだ。どうしよう?公演期間はまだ続くというのに。 僕に勇気をくれたあの歌は、その結果の責任を取ってくれるわけではないんだよね。 そうだ、明日からはもっと距離を取ってみよう。自分の目測よりもさら遠く。 そうすれば、彼女が舞う邪魔にはならない筈だ。 そうだ、明日からはもっと壁を厚くしてみよう。今までの自分よりもさら厚く。 そうすれば、心の無いセリフを吐く自分を感じないですむ筈だ。 04/14 |
10代で捨てるべき感情って、燃えるゴミの日に出せば良いのですか? 04/13 |
ある事について考える。そして考えすぎる。ここまでは良いかもしれない。 それを過ぎると「考える」は「疑う」に性質が変化する。 この状態は思考停止と同義である。何故なら出た筈の答えすら再び疑ってしまうからだ。 04/12 |
著名な解説者なら野球が上手いわけではない。 聡明な哲学者なら豊かな人生がおくれるわけではない。 04/11 |
向こう側から僕を睨んでいるアイツ。巧妙に僕のマネをするアイツ。 僕はずっと、疑ってるんだ。人はアイツを僕だというけど僕はどうも信用できない。 面白くもないのに、愛想笑いをしている姿が写る。アイツは僕じゃない。 自分が悪くないのに、頭を下げてる姿が写る。アイツは僕じゃない。 自分の殻を作って現実逃避してる姿が映る。アイツは僕じゃない。 実はアイツは僕じゃないと証明する方法がひとつだけあるんだ。 それは君といっしょにアイツの前に立ってみることだよ。 僕に微笑を投げかけてくれる、僕をやさしく癒してくれる、天使のような存在である君。 君がアイツの隣に写ったなら、それはそれは醜い姿が写しだされる筈なんだ。 君はショックを受けるだろ?だから僕はやらないよ。 そして一生アイツを否定して生きていくんだ。アイツは僕じゃない。 04/09 |
僕らは常に「理に適っていない世論」か「主観の介入しない正論」を選択し続ける。 どちらも不確かなモノであると知りながら。 04/08 |
昭和70年代、東西に分かれたドイツ、冷戦状態のソ連とアメリカ。 テレホンカードに需要が存在し、ネットは研究者のためのモノで、土地神話が崩れていない。 明日、そんな世界に迷いこんでいたとしても、僕は違和感を感じないで生活するのだろう。 04/06 |
僕を必要としてくれる人が僕には必要であると認識するたびに、自分が弱く、つまらなく思えてくる。 およそ、それは、必要とされない人間の見本のように。 04/05 |
「成功だ、見ろ、我が国はこんなにも優秀な人材にあふれている。」 それでも、初めのサンプルが世の中に出回ったとき、彼らはもう少し注意深く観察するべきだった。 理想的な人間を生産するために構築されたこのシステムは、その育成段階で、動物にはない、ある習性を僕達に植え付けた。 確かにそれは副産物以外の何モノでもなかったのだろう。 しかし、結果、僕らの世代のころには、みんなこの習性なしでは生きられなくなっていた。 彼女は銃口を僕に向けて、こう囁く。愛でも語るような口調で。 「だから、私の敵になって。」 僕は微かに口元をつり上げて、ポケットに忍ばせたナイフを握り直す。 それは望むところだ。僕だって敵を必要としない生き方は知らないから。 04/04 |
楽であり、楽しいことなどほとんど存在しない。 楽しいことには、楽な状況があまり見当たらない。 04/02 |
走るのがつらい?競争することに疲れた? なら、その柵を越えてココに来ればいいよ。 いや、ココは居心地が良いし。 走り抜けていく奴に野次を飛ばしたり応援する権利だってある。 まあ、再び走りだせるかはアナタ次第だけど。 …あ、そう、行くんだ。んじゃ、ガンバって。 04/01 |
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