施設栽培について


広い、山がない・・・・

ハウスの中、むこうがみえん!自転車がいります


オランダという国は九州と同じぐらいの広さ。 九州全体が平野だと考えてもらってもいいと思います。とにかく平べったく山らしいものがあまり見えませんでした。
オランダの施設栽培面積は約2万ヘクタールだそうです。作物別割合では花と野菜が半々でということですが、さすがお花のお国!
ちなみに日本が5万ヘクタールです。


1戸あたりの栽培面積がものすごく広く、
2ヘクタール、3ヘクタールは当たり前、
とにかく広い。
 それに高い。
一番高い所で6m以上はありますな。
谷の部分でも4〜5mはあるでしょう。
ハウスの中はほんと広々としておりました。
温湿度管理はすべてコンピューター管理。すごいです。
ガラス温室ですので、高知県のような台風の多いところではやっぱりしんどいでしょうね!

 今では高さ8mのハウスもできています。
今回視察したのはナス、房取りトマト、パプリカ、キュウリです。
いずれの作物も12月定植、翌年の11月まで収穫、キュウリだけ年3作の体系になっています。
 栽培は養液栽培がほとんどです。ヨーロッパでは硝酸態窒素も規制の対象になってますので当然、循環式です。培地はロックウールがほとんどでしたが、ヤシガラなどの有機培地も増加中とのこと。 


前が6mタイプ、後ろが8mタイプ

房取りトマトのハウス内

高い、天まで6m、谷でも4mちょっと!