(画像は昨年度の「人間関係ファシリテーションを学ぶ」スキルコースの「ふりかえり」から)
「人間関係ファシリテーション」*1をZoomを使ってオンラインで学ぶ講座です。
講座は、ファシリテーションの肝になる「プロセス」を学ぶベーシックコース、
人間関係ファシリテーションを学びながら、同時に自分の在りよう、人間関係を
ふりかえり、新たな関係づくりを目指すためのスキルコースがあります。
ファシリテーションの肝になる「プロセス」を「コンテント」との対比の中でまず体験し、次に理解を深め、
最後にプロセスに関わる(扱う)、この3つのステップで「プロセス」の体得を目指します。
第1回:「コンテントとプロセスの体験」 6月17日(土)14時~17時(3時間)終了しました
第2回:「プロセスを理解する」 7月15日(土)14時~17時(3時間)定員を超えましたので申込み受付は終了しました
第3回:「プロセスに関わる(扱う)」 8月19日(土)14時~17時(3時間)残席3名です(6月29日現在)終了しました
)
参加者募集中です
・人間関係ファシリテーションの理解を深め、必要なスキルを身につける。
・自分の在りよう、人間関係をふりかえり、新たな関係づくりを目指す。
・人間関係のファシリテーターとしての課題をつかみ、解決の方向性をつかむ。
① 第1回:「出会いの時間」 10月7日(土) 13時~17時(4時間) 定員となりました(10月3日)終了しました。
第1回の終了後に1時間ほど行いたいと考えています。
内容は、第3回以降、ファシリテーターを担当する回の内容、運営、レッスンプラン
また担当する回の日時などについてご相談したいと考えています。
② 第2回:「POPOPO で学ぶ」10月28日(土) 13時~18時(5時間) 残席1名です(10月3日)終了しました
③ 第3回:「ファシリテーターを体験する」11月18日(土) 13時~17時(4時間)残席2名です(10月3日)終了しました
④ 第4回:「ファシリテーターを体験する」12月2日(土) 13時~17時(4時間)定員となりました(10月28日)終了しました
⑤ 第5回:「ファシリテーターを体験する」12月16日(土) 13時~17時(4時間) 定員となりました(11月20日)終了しました
⑥ 第6回:「ファシリテーターを体験する」1月6日(土) 13時~17時(4時間)残席1名です(11月20日)終了しました
⑦ 第7回:「ファシリテーターを体験する」1月27日(土) 13時~17時(4時間)残席1名です(11月20日)終了しました
⑧ 第8回:「ファシリテーターを体験する」2月17日(土) 13時~17時(4時間)定員となりました(11月20日)
⑨ 第9回:「ファシリテーターを体験する」3月9日(土) 13時~17時(4時間)定員となりました(11月20日)
⑩ 第10回:「ファシリテーターを体験する」3月30日(土) 13時~17時(4時間)定員となりました(11月20日)
第1回、2回はメンバー(受講者)としてご参加いただきます。
第3回から10回では、ファシリテーターを1回担当します。
担当以外の回は、メンバー(受講者)としてご参加いただきます。
① 第1回「出会いの時間」について:
スキルコースに参加される方々との最初の出会いの時間です。この時間を通して、あらためて
自分とは、他人とは、またお互いの関係などを、「体験」し、「ふりかえり」の時間をもつことで
学びます。
② 第2回「POPOPOで学ぶ」について:
人間関係ファシリテーションの肝は「プロセス」です。
「プロセス」は 観察しやすいものもありますが、観察が難しいものもあります。また人によって
観察 しやすい事柄と観察しにくい事柄が違うことがあります。このことを体験できっちりと押さえて
お くことは人間関係ファシリテーションを発揮し、また人間関係ファシリテーターとして効果的な
関わりをするために重要なところです。
POPOPO(Fish Bowl ともいいます)という手法を使 って学習します。
③ 第3回~第10回について:
参加者はファシリテーターを1回担当します。ファシリテ ーターをすることで、スキルコースの
ねらいを学び、必要なスキルを得ることができる と考えます。 各回4時間です。内ファシリ
テーターの持ち時間は2時間です。2時間の中で「体験」と「ふりかえり」または必要に応じて
「まとめ」の時間を持ちます。その後、主催者側のファシリテーターのもとに、「クリティーク」
(critique 検討する) の時間を2時間持ちます。
クリティークは、担当されたファシリテーターのメンバーへの関わり方やあり 方など、また進め方
などについて、担当されたファシリテーターを中心に全員で検討する時間です。
必要に応じて、スキルの習得のためにある部分の反復練習もしてみたいと考えます。
また担当されるファシリテーターには、事前に持ち時間2時間のレッスンプランを作成 して
いただき、主催者側のファシリテーターと、主に Zoom 上の課題などについて打ち 合わせ
したいと考えます。担当ファシリテーターは、事前に体験するワーク(実習)な どを準備して
いただきます。
全8回のうち、ファシリテーターを担当するのは1回だけとなります。その他の回はメ ンバー
(受講者)としての参加となりますが、自分がファシリテーターをするのではな いので、外側から
観ることになり、効果的なファシリテーションについて、またファシリテータ ーが押さえたい
ポイントなどを客観的、具体的に学べると思います
田崎哲夫 | ベーシックコース全回、スキルコース全回担当 | |
田崎尚弥 | スキルコース第1回、第4回、第7回、第10回担当 |
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横山直子 | ベーシックコース第2回担当 スキルコース第2回、第5回、第8回担当 |
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神瀬葉子 | ベーシックコース第1回、第3回担当 スキルコース第3回、第6回、第9回担当 |
参加について | ・ベーシックコースは、ファシリテーション、ファシリテーターの経験の有無を問わずどなたでも参加 できます。ご自分のテーマ、関心などで受講日を選んでください。 ・スキルコースはベーシックコースをフルに経験された方、また同等のトレーニングや学習などの経験 のある方が対象です。 企業、団体のマネージャー、グループリーダー、心理カウンセラー、 キャリアーカウンセラー、教師、 看護師、講師、コンサルタント、会議等のビジネス系ファシリテーター、人間関係ファシリテーションに関心のある方など人や組織にかかわる仕事を されている方々にお薦めです。 |
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定員 | ・ベーシックコース 8名 ・スキルコース 8名 定員となり次第締め切りいたします。 スキルコースのご参加は、1回から10回までのフル参加が望まれます。 |
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講座料 | ・ベーシックコース 各回 3,000円 ・スキルコース 全コース参加で一括お支払いの場合:37,000円 第1回、第3回~10回:各回、4,000円 第2回:5,000円 分割などお支払いに関してお気軽にご相談ください。 【参加受付について】 講座料をお振込みいただいた方から順次申込受付となりますのであらかじめご承知ください。 なお、お振込みを確認後、FBメッセンジャー、Eメール等で参加受付けのご連絡をします。 |
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オンライン使用ツール | 本講座では、Zoomを使って実施します。 PCでご参加ください。 事前にZoomURLなどのご案内をします。 |
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申込み | 申込フォームに必要事項をご記入いただきメールに添付、もしくはメール本文に必要事項を書いて お送りください。 FBメッセンジャーでも受け付けています。 その他ご不明なことなどいつでもお気軽にご連絡ください。 お振込みの手数料はご負担ください。 |
私たちは日々の生活の中で、職場、学校、家庭、地域のコミュニティなどグループで過ごしてます。
その中での話し合いは、「何について話すのか」「いつまでにどう結論をどう出すのか」「何をしなけ
ればならないのか」「誰がそれをするのか」などが重要視されます。
一方で私たちの気持ちの中には「あの人ばかり話してるけど、ほかの人はどう思っているのだろう
か」「何も言ってない人は、何を考えているのかな」「違う意見をもってるが、上司に言われた後では
言いだしにくいな」「その結論で本当に出来るのだろうか」「でもその方向に話が進んでいるから今、
言いだせないなあ」等々、口には出してないことがあります。
つまり、話し合いでは、話し合われていることが大事なのと同様に、メンバーの口には出せてない
気持ちにスポットを当てることが大事なのです。
このメンバーの気持ちに働きかけ、話し合いの場でこれらを明らかにし、お互いの関係や場をつくり
上げていくのが人間関係ファシリテーションです。*1です。(以下、ファシリテーションという)
グループメンバーそれぞれがファシリテーションを発揮しながら仕事を進めていくグループでは、お
互いの信頼関係づくりと自由で開放的な風土づくりを目指すことになるので、グループの力は上が
り、強いグループになります。
ファシリテーションは、ファシリテーター*2を目指す人は勿論、経営者、管理者、グループのリーダー
にはこれからますます必要不可欠なものになると思います。またこのファシリテーションのスキルは
グループメンバーの誰でも持って欲しいものです。
本講座では、ファシリテーションの基礎学習とスキルの習得、またファシリテーターを目指す方は、
その役割と姿勢やあり方も学びます。
*1「人間関係ファシリテーション」ではコンテント(話の内容など)よりもプロセス(メンバーの気持など)を主に扱うことになります。
この点でコンテントに重点が置かれる会議やビジネスのファシリテーションとはその目的もあり方も違います。しかしどのような場
であれそこに人が介在するのであれば、どのファシリテーションの基盤にも「人間関係ファシリテーション」を置くことが大切だと考
えます。組織を人々の信頼関係に基づく自立したものにしたいという組織目標がある場合、この「人間関係ファシリテーション」は
極めて有効です。
*2ファシリテーターとは、グループの学びを促進する役割を担う人をいいます。1946年クルト・レヴィンがラボラトリーによる学習
を発見し、またそれ以降のヒューマンポテンシャル運動の影響もあって、人間関係の学習はより参加者の主体性を尊重する流れ
となっています。
リーダーやトレーナーの言葉から受ける指示的なイメージよりも、参加者と共に学び、援助的であるファシリテーターの役割や
姿勢は、組織においてもますます重要になってきています。