豆腐を作る場合に大切なことがいくつかあります。
それらをご紹介しながら豆腐作りの楽しみについても触れたいと思います。
手順 | 写真 | ここがポイント |
@ 洗った大豆を前日 の夜に水に浸して おく。 |
大豆は国産で無農薬有機栽培 のものがベスト。豆腐の味は大豆 で決まる!分量は一人1合。 水は水道水はダメ! 井戸水か浄水器の水か市販の 水を使用することが肝要。水は多めにね。 |
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A 翌日、水で膨らんだ 大豆をミキサーに かける。 |
大豆は水と一緒にミキサーに入れ る。大豆は容器の4分の1ぐらいとし、 そこに水を入れて回転させると細か くなる。 |
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B さらにフードプロセッ サーにかける。 この段階でできた ものを生呉(なまご) という。 |
ミキサーだけでは十分に細かくなら ないのでフードプロセッサーにかける。 最初からフードプロセッサーでやっても よいが、容器が小さいので一度にできる 量が少ない。ミキサーと同じように水を使う。 指で触って滑らかな感じの生呉だとOK |
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C 生呉を火にかける。 |
焦がさないようにかき混ぜながらの 根気の要る作業。 時々匂いをかいで豆腐の匂いがしたら 火を止める。(最初は生の豆の匂いが している。その匂いが時間とともに変化 していくのが楽しい) |
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D 豆乳とおからに分 ける。 |
鍋かボールの上に金ザルを置く。日本 手ぬぐいを敷いてそこに熱々のCを玉勺 で入れる。よく絞る。絞る時にへらを使っ てやるとよい。手ぬぐいに残ったのが おからで下に落ちたのが豆乳です。 |
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E ここは五感を十分に 働かせてください。 豆乳を火にかける。 にがりを打つ。 |
にがりを打つタイミングは湯葉ができる前 あたりです。温度は70〜75℃ 豆乳だけでも凝固しょうとするのでかき 混ぜながら表面の変化に注意します。 少し湯葉が出来そうになったら火を弱め 小匙に入れたにがりを打ちます。これから は決して鍋をかき混ぜないこと!豆乳を 入れたらへらで切るようにするだけです。 |
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F 豆腐の出来上がり。 |
写真のように分離が始まったら終了です。 分離するまで温度を維持しながらにがりを 数回に分けて打ちます。表面の変化を見 ながらやります。にがりを打ちすぎると 苦い豆腐になります。 分離したら火を止め蓋をして10分。 これで豆腐ができました。 |
補足しますと
Fの拡大写真です。 分離してるのがよく見える でしょう。 お玉で掬って木綿を敷いた ざるに上げればざる豆腐。 木箱に入れ軽い重石をして 水分を出していくと木綿豆腐。 重石をせずに放置しておくと 絹ごしの出来上がりです。 もし、にがりを打ちすぎて苦味 がある豆腐になったらバケツに 水をためてそこにその豆腐を 30分ほど浸しておくとにがりが 抜けると思います。 |
湯葉を楽しもう
湯葉を作ろう。 豆乳をさらに温めていくと 湯葉が出来ます。 豆乳を小鍋に入れてストーブ の上で温めながら湯葉作り。 これに純米酒のぬる燗があ れば最高です。 湯葉作りをお楽しみください。 |
おから料理で栄養満点
豆腐作りの楽しみは このおからが大変旨い! からともいえます??? 手作りですと時間をかけて きめ細かい生呉を作ろうと しても市販のようなものに はならず、粗いものになり ます。しかしその分美味しい おからが出来ます。 人参、イカ、こんにゃく、ねぎ などを入れてお作りください。 余ったおからは冷凍保存 します。 |
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