3月から始まったベーシックコース基本編、その2回目が4月22日に行われました。参加者はファシリテーターを
含めて7名、インプロファシリテーター、看護師、野外教育のインストラクター、OLの仕事をされている方々でした。
今回は、リーダーシップをテーマにファシリテーションとその効果性について学ぶ、グループの成長について理解
するを学習のねらいに行われました。
16枚のカードを使って地図をつくるワーク。全体をつかむ力、 情報の確定、そして決断が求められる |
当日の内容(実績)
時間 | 内容 | ファシリテーターの言動 |
10:00〜 | オリエンテーション、簡単に自己紹介 | 本日の学習のねらいを提示する(板書する) |
10:15〜10:25 | 実習「サークルチェアー」 人数よりもひとつ少ない椅子に、指示された 時間内に座るというもの 時間は10分間 ルールは椅子は動かさないこと |
10時18分に終わったというメッセージを数人の人が 言葉や動作でファシリテーターに表すも、全員の合意を 得ていないと判断しOKの返事を出さない。 グループは、指示された時間まで時間を使う動きに出る。 この時間で、いくつかのアイディアが出たりする |
10:25〜 | 「ふりかえり」に入る | ふりかえり用紙は使わず、ファシリテーターがファシリテーション で進めていく。 最初に、以下の3つに視点でふりかえって欲しいことを伝える ・どんな行動に出たか ・10分間の中で何を思い、何を考えていたか ・どんな気持ちでいたか |
11:00〜 | 田崎哲夫のファシリテーションについて 感じたこと、疑問なこと、気になったことなど 付箋に書き出しグルーピングする。 |
まな板の上の鯉の状態は、あまり気持ちのよいものではないが、 ファシリテーション、ファシリテーターのひとつのモデルであるから、 どんなことでもしっかりと出してもらうように言う。 |
11:35〜12:25 | 全員で検討する | ファシリテーターとして何を感じ、何を思っていたかも披露する。 あくまでもひとりのファシリテーターの意見や見方であること、決 して正解というものではないことの理解に努める。 ファシリテーターが注意していたことは、循環過程が左回りに ならないようにする、みんなが見過ごしているようなことも伝えた り、大勢に流されそうになっている人がいないかどうかなどであっ たことも伝える。 ファシリテーターの期待に応えようとしたりすることは、関係が フラットではないことも伝える |
12:25〜13:15 | 昼食、休憩 | |
13:15〜 | 資料「ファシリテーションとファシリテーター」 配布 |
資料を黙読、その後Q&A |
13:25〜 | 実習「16枚のカード」 時間は40分間 |
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14:10〜 | ふりかえり | |
14:35〜 | リーダーシップセルフチェック | セルフチェック用紙を使って行う。 他者チェックも行うように言う。 |
15:00〜 | 自己分析 | 以下の視点で行うように言う。 ・課題達成と集団維持とではどちらの項目が多いか、その結果 から何を感じるか ・セルチェックと他者チェックとは同じ傾向になってるか、違うか それはどうしてか |
15:15〜 | 分析結果の発表 | |
16:30〜 | フリーに話し合う | 最初にファシリテーターから、この結果と日常とは同じか、また違う かそれはなぜかを考えてみないかと提案 以降フリーに話すように言う。 |
17:45〜 | 資料「リーダーシップ」 資料「グループの成長」を配布説明する。 |
今のグループの状況について聞いてみる。 受容懸念とデータの流動的表出について点数で表してもらう。 |
18:05〜 | 一日の感想のシェアー |
笑顔が一日を物語る
次回の基本編第3回目は、5月20日(日)」です。
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