2012ベーシックコース基本編第2回目終了

3月から始まったベーシックコース基本編、その2回目が4月22日に行われました。参加者はファシリテーターを
含めて7名、インプロファシリテーター、看護師、野外教育のインストラクター、OLの仕事をされている方々でした。
今回は、リーダーシップをテーマにファシリテーションとその効果性について学ぶ、グループの成長について理解
するを学習のねらいに行われました。

 16枚のカードを使って地図をつくるワーク。全体をつかむ力、
情報の確定、そして決断が求められる


当日の内容(実績)

 時間  内容  ファシリテーターの言動
 10:00〜  オリエンテーション、簡単に自己紹介  本日の学習のねらいを提示する(板書する)
 10:15〜10:25  実習「サークルチェアー」
人数よりもひとつ少ない椅子に、指示された
時間内に座るというもの
時間は10分間
ルールは椅子は動かさないこと
 10時18分に終わったというメッセージを数人の人が
言葉や動作でファシリテーターに表すも、全員の合意を
得ていないと判断しOKの返事を出さない。
グループは、指示された時間まで時間を使う動きに出る。
この時間で、いくつかのアイディアが出たりする
 10:25〜  「ふりかえり」に入る  ふりかえり用紙は使わず、ファシリテーターがファシリテーション
で進めていく。
最初に、以下の3つに視点でふりかえって欲しいことを伝える
・どんな行動に出たか
・10分間の中で何を思い、何を考えていたか
・どんな気持ちでいたか
 11:00〜  田崎哲夫のファシリテーションについて
感じたこと、疑問なこと、気になったことなど
付箋に書き出しグルーピングする。
 まな板の上の鯉の状態は、あまり気持ちのよいものではないが、
ファシリテーション、ファシリテーターのひとつのモデルであるから、
どんなことでもしっかりと出してもらうように言う。
 11:35〜12:25  全員で検討する  ファシリテーターとして何を感じ、何を思っていたかも披露する。
あくまでもひとりのファシリテーターの意見や見方であること、決
して正解というものではないことの理解に努める。
ファシリテーターが注意していたことは、循環過程が左回りに
ならないようにする、みんなが見過ごしているようなことも伝えた
り、大勢に流されそうになっている人がいないかどうかなどであっ
たことも伝える。
ファシリテーターの期待に応えようとしたりすることは、関係が
フラットではないことも伝える
 12:25〜13:15  昼食、休憩  
 13:15〜  資料「ファシリテーションとファシリテーター」
配布
 資料を黙読、その後Q&A
 13:25〜  実習「16枚のカード」
時間は40分間
 
 14:10〜  ふりかえり  
 14:35〜  リーダーシップセルフチェック  セルフチェック用紙を使って行う。
他者チェックも行うように言う。
 15:00〜  自己分析  以下の視点で行うように言う。
・課題達成と集団維持とではどちらの項目が多いか、その結果
から何を感じるか
・セルチェックと他者チェックとは同じ傾向になってるか、違うか
それはどうしてか
 15:15〜  分析結果の発表  
 16:30〜  フリーに話し合う  最初にファシリテーターから、この結果と日常とは同じか、また違う
かそれはなぜかを考えてみないかと提案
以降フリーに話すように言う。
 17:45〜  資料「リーダーシップ」
資料「グループの成長」を配布説明する。
 今のグループの状況について聞いてみる。
受容懸念とデータの流動的表出について点数で表してもらう。
 18:05〜  一日の感想のシェアー  


       


笑顔が一日を物語る

次回の基本編第3回目は、5月20日(日)」です。

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