第16回スキルコースは、2008年10月24日(金)〜26日(日)にかけて
旧江草小学校を会場に行われました。参加者はファシリテーターを含めて
8名。内訳はコーチ、キャリアカウンセラー、人事担当者、看護師、行政書士の
みなさんでした。
会場の「旧江草小学校」です。2階右端の教室(灯りがついているのが 見えますか)で3日間行いました。里山の廃校で環境抜群です。 |
日 | 時間 | 内容 |
初日 | 9:05〜 | オリエンテーション |
9:10〜10:25 | 自己紹介 | |
10:25〜 | 休憩 | |
10:45〜 | 進め方について 3日間の流れの提示 ファシリとコ・ファシリについて |
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11:15〜13:15 (途中昼食) |
準備 1班(Mさん、S) 2班(Aちゃん、Dちゃん) 3班(AKちゃん、Kちゃん) |
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13:15〜 | テーマ「あなたの大切にしていること」 ねらい:自分と相手の相違点を確認することで自分を知る 担当F:1班 Mさん、S |
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13:25〜 | 個人ワーク | |
ペアーで(Aちゃん、Dちゃん)(Kちゃん、AKちゃん) | ||
14:10〜 | 個人ワーク | |
14:20〜 | 休憩 | |
14:30〜14:35 | 展示発表 | |
14:35〜15:07 | ふりかえり | |
15:07〜15:15 | 休憩 | |
15:15〜16:38 | クリティーク | |
16:38〜17:00 | 休憩 | |
17:05〜 | テーマ「インターパーソナル?」(提示は不明確) ねらい:(?明確に伝えてないがコミュニケーションのズレが話題) 担当F:2班 Aちゃん、Dちゃん |
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17:50〜18:00 | 休憩 | |
18:00〜 | ふりかえり | |
18:55〜20:15 | クリティーク | |
2日目 | 9:18〜 | テーマ「緊急避難せよ」 ねらい:自分のリーダーシップについて学ぶ 担当F:3班 AKちゃん、Kちゃん |
10:08〜 | ふりかえり | |
11:05〜11:15 | 休憩 | |
11:20〜14:00 | クリティーク | |
14:00〜15:30 | 昼食、後半の準備 | |
15:30〜 | テーマ「自己概念」 ねらい:自分から見た自分、他人から見た自分に気づく 担当F:Kちゃん、Aちゃん |
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16:37〜16:43 | 休憩 | |
16:47〜17:40 | ふりかえり | |
17:40〜17:50 | 休憩 | |
17:50〜 | クリティーク | |
19:04〜 | テーマ「まろさんの家」 ねらい:みんなが納得できる案を考える 担当F:Dちゃん |
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19:20〜20:30 | ふりかえり | |
20:30〜20:35 | まとめ | |
20:40〜21:40 | クリティーク | |
3日目 | 8:38〜 | アイスブレーク |
8:47〜9:37 | ねらい:2日間の学びを生かす 担当F:AKちゃん、S |
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9:37〜9:45 | 休憩 | |
9:47〜10:22 | ふりかえり | |
10:22〜10:28 | まとめ | |
10:28〜10:40 | 休憩 | |
10:40〜11:50 | クリティーク | |
11:50〜 | クロージング |
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このトレーニングを通して得られたもののひとつは、ワークやクリ ティークでは本質がでてくるなあと思いました。メッキは剥がれて しまいます。でもそれを受け入れてくれるメンバーがいる状態、 短時間で信頼関係が築けたことは貴重な体験でした! 今回2名でファシリテーターをしましたが、お互いの関わり方(役 割)については「?」のままでした。他人のワークを見ていると役 割が分かったのですが、自分がファシリテーターのときは、事前 に打合せで決めていたのにうまく機能できなかったと思いまし た。クリティークではメンバーがファシリテーターに頼っているな と思いました。私自身も評価を求めるような形であったと思いま す。クリティークもグループやファシリテーターに任される形で関 わりがなかったように思いますが、関わっていたらどうなったの だろう?と少し興味があります。 (東京から参加のAちゃん。写真右) |
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ファシリテーションについては、思っていた通り学びが深まったの で満足しています。 トレーニングで得たものは、ファシリテーションをするうえでの視 点です。今までは感覚的にしていたところがあったが、新たな視 点が入ることにより「こうすればよかったのか」と理解できました。 トレーニングで感じた問題点は、クリティークです。ファシリテー ターの成長のためのクリティークであると思いますが、批判や詰 問の場になっているように感じられるときがあり、しんどい思いを しました。批判や詰問にとられないような関わり方を参加者や ファシリテーターが意識しないと、いたずらに人を傷つける結果を 招くなと思いました。3日間、メンバー、ファシリテーターともに笑 い、語り、学びそして疲れも共有しあうことができとてもいい時間 でした。感謝します。 (大阪から参加のDちゃん) |
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前回のトレーニングで明らかになった課題「プロセスを観る」、及 び静岡でのスキルコースでさらに明確化された課題「今ここで のプロセスを扱う」だけをピンポイントで目標にして臨みました。 結果としてはある程度目標は達成できたと思いますが、まだまだ 不安定で、掴まえるべき箇所を見過ごしたり、キャッチしてもどの ようにグループに介入しようか逡巡するシーンが多くありました。 後者はスキルの問題ですが、前者については経験を重ね、感覚 を磨いていくよりほかないと思います。その意味ではまだまだ遠 いと感じていますが、一方で自分がファシリテーターの端っこを 掴めた感じもしています。 大きな悔いもあります。2回目のファシリテーターの時の相棒の ケアです。準備段階からふりかえりまでの相棒の不安そうなサイ ンを軽く受け流してしまいそこに何もしてあげられなかった思いが 残っています。相棒のあの時の表情と必死感は忘れられません。 (横浜から参加のKちゃん) |
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このトレーニングの目的を、トレーニングが終ってから理解できま した。この気づきまでがトレーニングなのでかなり満足です。 3日間参加して、自分の芯を見つけることを目的として自分の内 面ばかり向いていることが、実はワークの中でメンバーを見てい ない(自分の感情などへが中心となり人を見ているようで見えて いないこと)ことに気づきました。 クリティークで、ファシリテーターからフィードバックを期待していた 自分がいました。でも一切もらえなかったので悩みながら帰りま した。そこで気づいたのは、私自身がファシリテーターとして学ぼう としていなかったことです。「ファシリテーターを目指しているわけ ではない」と言い訳をしながら、でも実は出されている課題や自 分が勝手に設定しているあるべきファシリテーター像に近づこう としてもがいている自分、いい点をもらいたがっている自分が見 つけられました。改めて人間関係ファシリテーションをしかっり学び たいと思う気持ちが持てました。(大阪から参加のS) |
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トレーニング全体の満足度は非常に高いです。自分への気づきも ファシリテータとして技術的なことも、さらにプログラム作りについて も多くの学びを得ることができました。得たものとしては、プロセス が人間関係にとっていかに重要か再確認しました。また実際に ファシリテーターとしてプログラムの作り方、進め方での留意点に ついてのヒントを得ました。たとえばプログラムの作り方では、ねら いは参加者との契約であることゆえにシンプルに分かりやすいも のであること。進め方では、特定の人の体験をグループで共有す ることは無理であること、リードしすぎると場のエネルギーがさがる (メンバーが主体的にやると思ったら任せる)、手放すときは手放 す、踏み込むときは踏み込むその微妙なさじ加減の難しさ、誰が 主役か(場が求めていることを聞くのか、自分が聞きたいことを聞 くのとは違う)、ふりかえりの重要性、参加者はファシリテーターに 任せるのではなく自分たちで場を作っていく意識をもつことが大切 などなどです。(高松から参加のAKちゃん) |
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このトレーニングで得られたものは「ファシリテーション」という 人間関係のあり方は、信頼関係に依拠することを体感しました。 また、スキルを磨く(まだ理解するというところですが)ことで、 自分の中でしか明らかでないのにもかかわらず、相手と共有 していると思い込んで伝わらないままにある状態を自覚する術 や、またそこから相手に伝えたり、伝わったこと、共有できたこと を分かり合う術をつかめるました。 トレーニングで得られなかったことはあるけれど今はわかりま せん。 きちんとしたトレーニングは初めてで、やっとベーシックが終わっ て、スキルコースを受ける状態になれたかな、という感じがして います。 泊まりの意義を感じました。女性四人の人生談義が心にしみる 時間で深かった。いつのまにか遠慮して?居なくなってくれた 男性方、どうもありがとう!(浜松から参加のMさん。写真左) |
3日間6回のワークは大変実り多い学習となりました。 初めてのCo-ファシリということもあり、多少の緊張はありましたが、私なりに田崎さんと息を合わせて 進むことができたのではないかと思っています。 田崎さんは、私にとっては恩師でもあり緊張に値する対象なのですが、最初に「同じ立場だよ」といって くださり、今回は特に緊張感を払い去り関わることができました。 学んだことはたくさんありますが、その中でも ・メンバーやグループの力を信じその力に任せること ・介入のタイミングやそのときの「ことば」に十分注意すること これまでもファシリテーターとして、思いや感じたことを配慮して出しているつもりでいましたが、まだまだ 不十分で、全身全霊の神経を使いメンバーやグループの状況を感じ、効果的に発することが大切だと いうことを肝に銘じる学びとなりました。 Co-ファシリとして参加することは、実践を重ねる中で「本当にこれがグループの成長のためになって いるのか?」を検証するためにも、大きな機会と力になり他では体験することのできない恵まれたチャン スだと確信し、感謝しています。ありがとうございました。今後はこの体験を活かし、更に人間関係ファシ リテーションを普及することに努め学び続けていきたいと思います (第16回スキルコースCo-Facilitator 長谷川 眞弓) |
16回目のスキルコースを終えて |
前回からトレーニングを3日間としたので、どのように運営すればファシリテーターの学びになるのかが 課題でした。今回直前にお一人キャンセルがあり参加者が6名になったので、試みようと考えていたも ののひとつである2名でファシリテーターをすること。さらに2回ファシリテーターをすることでリベンジでき るようにしてみました。2名で行うのは準備段階からのお互いの考え方の相違や関係作りがそのまま 本番で表れやすい、さらに本番ではお互いがお互いをその時どのようにとらえ、どのように対処したか で自分や相手の対人関係の問題またスキルにつながる気づきを得るのではないかと期待しました。 またリベンジできることで自分自身の循環過程を回すことになりファシリテーターとしての姿勢やあり方 に加えスキルの獲得もできるのではないかと考えました。その結果については何人かの方々がふりか えりで書かれています。ワークを3日間で6回行うことにもグループの成長という観点からもその効果が 見えました。 私たちの課題であるクリティークのあり方にも貴重な意見をいただけました。私たちが仕切った感のあ る場面もあったようです。グループメンバーの主体性を損なうことはないとは思いつつ戒めなければなら ないことです。今回は長谷川さん(通称:親びん)にCo-Facilitatorをお願いしました。まだまだお互いに 師弟関係?のようなものがどこかにあるのか大切な「同じ立場」の少し手前で行き来していたように思 います。ファシリテーターへのお土産もいただきとても満足できるトレーニングでした。ご参加いただきま したみなさまありがとうございました。(Facilitator 田崎哲夫) |
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