天元台・白布温泉 2010年1月23日〜24日 戻る

  職場の仲間6人で温泉旅行に出かけた。
 場所は白布温泉だ。
 白布温泉は,古くから蔵王(山形),信夫(福島)とともに奥州三高湯の一つとして知られ,開湯は,正和年間(1312〜17)とされ,西吾妻山の北麓,標高900メートルの大樽川の渓谷にあり,天元台,西吾妻スカイバレーの基地になっている爽涼の地である。
 今回は温泉を楽しみ,そば打ち体験をし,米沢上杉家ゆかりの地を訪ね,ついでにスキーも楽しむという盛沢山の内容だ。
 まず,新潟から一路磐越道を福島へ向かう。
 福島の猪苗代湖畔の「しぶき氷」の見学だ。
しぶき氷

 湖畔を15分位歩くと,水際のテトラポットや木々にかかったしぶきが凍結している場所が現れる。温度が低いためにできる現象で,新潟では見られない。
 その後「そば打ち体験」に向った。
みんなで蕎麦打ち体験
 簡単なようでなかなか難しく,熟練の技が必要だ。
 体験した「しおや蔵」では,結構著名人も訪れているようで,色紙があった。
 体験はのばして切る部分だけだったが,本当は粉を混ぜてこねることやゆで加減が一番難しいようで,これは素人にはとてもすぐはできないようで,店の人にやってもらった。
 さて,出来あがったそばの試食だ。太さがまちまちだが,それがかえって手作りのようで良かったし美味かった。
 その後一路米沢へ向かう。道路には圧雪があったりして運転者は慎重に行う。
 宿泊は白布温泉中屋館不動閣だ。建物全体は古いが将棋の王将戦の舞台になったり,著名人が訪れたりした老舗旅館だ。湯は透明で渓谷を眺めるロケーションだった。食事もまあまあだった。
中屋
 翌日は,すぐ近くの天元台へスキーに出かける。
 このスキー場は標高1000メートル以上に位置し,パウダースノーが楽しめる。また吾妻山方面への山スキーの基地でもある。
 まずゴンドラでベースへ上がりそこからリフト3本乗り継いで,最上部まで上がる。仲間の一人はテレマークで新雪の中を豪快に滑っていた。ゲレンデは赤倉のように混雑していなくて,他の人を気にすることなくゆったりとまるで貸切のように滑ることができて良かった。
天元台スキー場
 
それぞれ思い存分滑った後,12時下山にかかる。ロープウェーで上がった場所を滑って下ることにする。
 最初,急斜面を心配したが,数十回に及ぶヘアピンカーブの急な下りは結構おもしろかった。
 さて,宿に戻り再度温泉に入り,帰り支度をする。
 途中,米沢の上杉神社に寄り,113号線経由で新潟へ戻った。
上杉神社 直江兼続とお船の墓