白太郎山

所在地   山形県小国町
標 高    1092.8m
登山月日  2008.03.20

 この山は山形県小国町に位置し、今のところ登山道のない山で、一昨年登った徳網山と道路を挟んで対峙する山である。
 職場の山仲間で昨年のうちから「3月20日は白太郎山」と決まっていたので、前日は送別会があったが、時間の余裕を持って集合し登山口の徳網集落へ向かう。
 現地ではまだ一面銀世界で道路脇は1メートルの雪壁になっていた。2万5千図とは集落の位置がちょっと違うようで、いろいろ聞きながらようやく登り口に着き、集会所の所に車を止めさせてもらい、適当に杉林の斜面を登り始める。まだ雪が締まっていないのでワカンを着けて出発だ。
 急な斜面を登りきると、アンテナの建物がありそこで一旦傾斜が緩む。
 そこからはブナ林の快適な尾根になり、同行のSさんに「スキーで来てもいいところね」なんて話ながら、トップを交代しながら進む。長老のKさんが一番元気だ。
 標高766メートルピークを右に見て杉林の間を通り、740メートルピークに上がり少し下って(帰りはこのピークはトラバースした)ルートを北東よりに取りブナの生える尾根を登る。
 山頂が近づくにつれ傾斜が増し、次第に展望が開け、山頂に着くと目の前には祝瓶山をはじめ、朝日連峰の大展望が広がった。
 この山はあまり危険な所もなく時間も手ごろでいい山だ。
 風が強いので、一段下で風を避けて食事をした。
 下山はシリセードで遊びながらアッという間に集落まで下りた。そして冷えた体を「りふれ」で暖めた。

 コースタイム  登山口ー2:20−山頂ー0:50−登山口
ブナの大木 快適な尾根
光兎山 祝瓶山が大きく聳える
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