オーバーロートホルン登頂 Oberrothorn 3414m 登頂年月日 2007.07.22

 昨日は夜遅くホテルに到着したので、朝ゆっくり起きて朝食を取り、街の様子を見に外へ出る。
 今、ちょうどシーズン真っ最中なので、町中のあちこちに日本人の団体がいて驚かされる。
 ホテルに戻り、今日はオーバーロートホルンへ登るつもりなので、支度をして出発する。地下ケーブル乗り場まで歩いて10分位だ。ケーブルカーでスネガまで行き、そこでゴンドラに乗り換えてブラウヘルトまで行き、更にロ−プウェイでロートホルン駅(3103.4m)まで一気に上がる。雲は多めだが、素晴らしい景色が広がっていた。
 山を歩かなくても、乗り物に乗れば誰でもこのような素晴らしい景色を堪能できるから有難い。
ロートホルン駅からの眺め

 ロートホルン駅から一旦標高差50メートル位下り、そこからハイキングコースと分かれてオーバーロートホルンへの登りとなる。
 オーバーロートホルンの登り口
 
前日、激しい雨が降ったので、標高のあまり高くないオーバーロートホルンでさえ、山頂はうっすらと雪が積もっていた。
オーバーロートホルン(前日、雪が降りました)
 
 登山道脇には様々な花が咲き乱れ、カメラで撮影しながら進んだ。上に行くにしたがいガレ場になり、更に傾斜も増し、足を滑らせたら数百メートル滑落しそうでちょっと怖い。でも、現地の人は平気で家族連れで登ってきているからスゴイなあ。

 
 ガレ場なので、所々踏み跡が不鮮明になってルートを外さないよう慎重に進まなければならなかった。
 ジグザグを繰り返すとようやく山頂に到着する。360度の眺望だが、反対側はスッパリ切れ落ちて高度感があり、対照的だ。急斜面の下りが不安だったがルートを外さなければそんなに心配することはなかった。この山にエーデルワイスがあると聞いていたが、一本も見つけられなかった。最近は野生のエーデルワイスを見つけるのは難しくなってきているという。
山頂からロープウェイ終点駅を見下ろす   山頂
 
 オーバーロートホルンの登り口まで下り、そこからは良く整備されたハイキングコースをブラウヘルト〜ステリ湖〜スネガ〜ツェルマットと花を見ながら歩いて下った。途中でようやくエーデルワイスを見つける。
 

登山道に咲いていた花

途中の景色
このコースは正面にマッターホルンを見ながら下れる素晴らしいハイキングコースだ。道もよく整備され、危険な所はなく標識も整備されている
どこを見ても花だらけ、正に絶景
これが「ねずみ返しの家」
途中の山羊もマッターホルンに見とれていました
 こちらは夜9時を過ぎてもまだ明るく、時間の感覚がおかしくなってしまう。夕方、オフイスへ寄り明日からの山の打ち合わせを行う。
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