鋸岳 | |||||||
(のこぎりだけ) | |||||||
標 高 | 1631.0m | ||||||
三角点 | 三等三角点 | ||||||
登山道 | 有 | ||||||
所在地 | 新潟県糸魚川市 | ||||||
2万5千図 | 「越後大野」 | ||||||
登山月日 | 2005.09.10(土) | ||||||
コースタイム | 雨飾山荘(9:30)−山頂(12:40〜13:15)ー雨飾温泉(15:30) |
海谷山塊の鋸岳を会山行に計画した。参加者は31名。大型バスに乗り、雨飾山荘へ続く狭い道を高度を上げながら進み、3時間余りかかって到着する。 数年前までは山荘まで車が入れなかったが、ようやく道が整備された。山荘へ上がる坂道の下に6.7台、坂を上がってカーブする地点に10台位、その駐車場の川沿いの一段上に5.6台止められる駐車場がある。 以前の登山口は雨飾山へ登る道を進み途中から分かれたが、河川工事により少し変わった。身支度をして出発。 川沿いの一段上の駐車場に鋸岳の標識があり、飛び石伝いに沢を渡り、対岸のコンクリートの法面をよじ登る。 |
コンクリートの黒くなっている辺りを登る。対岸に標識あり。 |
対岸から一直線に草を覆われた道を急登すると平になり、左へ水平に50m進むと、ようやく鋸岳登山口の立派な杭があった。ここからは以前の道だ。 ブナ林が見事である。 ブナ林を抜け、左が切れ落ちたへつり道が過ぎると、草の繁った道になる。足場は苔むした大小の岩がごろごろしていて草に隠れて見えず、おまけに急なトラバースで一歩一歩慎重に歩かなければならなかった。人数が多いので時間もかかる。 水の音が聞こえてきて、1本目の沢を渡り、急登して更に足場の悪い道を進むと、2本目の沢に着く。ここで休憩。沢の水は冷たくて美味しかった。(この沢の手前のトラバースでは帰りにロープを使った) 2本目の沢から所々ラバーの階段のある滑りやすい急な道になり、1時間半以上かかってようやく雨飾山と鋸岳の鞍部に到着した。 |
鞍部(少し広くなっている) 帰りにここで蜂に襲われた |
暑くてぐったり |
ここから稜線伝いになり、僅かなアップダウンを繰り返すと、次第に急峻な地形になり、ロープが連続するようになる。 気温が高く、頭の後ろから太陽に照らされて死ぬほど暑い。そんなに時間はかからない山なのに登りが苦しく感じた。 |
山頂直下(実際にはかなり高度感がある) | 山頂直下にて(小池 仁さん撮影) |
山頂が近づくと更に傾斜が増し、長い鎖場となる。 頼りない鎖と、古いロープが数本下がっているだけで何とも心もとない。 全部まとめてつかまないと切れてしまいそうで不安である。 鎖場が終わると稜線に出て、50m右へ行くと山頂だ。 今回で4回目の山頂。その内、2回は駒ケ岳まで縦走したが、危険と隣り合わせの気の抜けない山だ。 |
山頂直下の岩場 | 鎖場からの山頂 |
鋸岳山頂 |
山頂三角点 |
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