三俎山・ガラク峰 | |||||||
(みつまないたやま・がらくみね) | |||||||
標 高 | 三俎山708.4m ガラク峰1006.1m | ||||||
三角点 | 雪で確認できず | ||||||
登山道 | 無 | ||||||
所在地 | 新発田市 | ||||||
2万5千図 | 「菅谷」「えぶり差岳」 | ||||||
登山月日 | 2005.04.09(土) | ||||||
コースタイム | 上石川ー0:40−尾根取り付きー0:45−稜線ー1:10−三俎山ー1:00−796m峰ー1:30−ガラク峰ー3:45−上石川 | ||||||
【記録】 | 三俎山から二王子岳まで縦走の予定でUIYと出かけた。 三俎山は踏み跡程度の道があり五斗蒔からと上石川から入れるが、今回は上石川から登った。 上石川集落の先からは残雪で車は入れず、路肩に駐車して歩き出すと間もなくゲートがある。残雪のある林道を40分位歩き適当な所から419.1mから三俎山へ続く稜線へ上がる。藪はそんなに濃くなく、残雪もあるのでどこから登ってもよいと思う。 天気予報では「晴れ」マークだったが、空には暗雲立ち込め、飯豊や二王子はガスに覆われ、思ったより天気は良くない。それに気温も低く立ち止まると寒くてしょうがない。 稜線に達すると、雪の消えた所には若干の踏み跡も認められた。マンサクだけは満開だが、イワウチワはまだ蕾。 尾根が北東にカーブして三俎山に達する稜線は、痩せ尾根で残雪が不安定に残っており慎重に通過した。 三俎山に達し、先の稜線を見ると、細いうえ雪が大きく割れて通過が困難なように思われたので、とりあえず荷物を置いて偵察することにした。 私は風邪がまだ完全に治っていなかったので三俎山まででも良かったのだが、時間が8時とまだ早かったので、とりあえず行ける所まで行くことにした。 三俎山から急下降である。その先の心配した雪の割れは稜線伝いに難なく通過できた。標高796mの手前も痩せて不安定に残雪があり慎重に通過した。 796m峰は眺望が良く前方にはガラク峰を大きく望むことができた。今年は遅くまで降雪があったので、残雪は豊富だが、まだ雪が締まっていないため、10cmほど潜って歩き辛い。ワカンを使うでもなし、アイゼンを使うでもなしの中途半端な状態である。 796mを過ぎると広いなだらかな気持ちの良い稜線となる。ガラク峰に近づくとブナ林が広がり素晴らしい。ブナの木には花芽が沢山付いていた。(実は今までブナの花は知らなかった。今回初めてUIYに教えてもらった) ガラク峰手前は45度くらいの急斜面で足場を作りながら登った。山頂は360度の眺望だが、飯豊や二王子岳は山頂付近はまだガスに覆われて望むことは出来ない。三角点の場所は更に先なのでそこまで行く。辺りはテント場に良さそうな広場である。 時刻はまだ11時を過ぎたばかりだったが、天候がいまいちなので、大事をとってここまでとした。 昼食を取り下山している途中から徐々に天候が回復して、周りの山々がくっきりと見えるようになり、素晴らしい景色を眺めながら、また、カモシカや猿に遇いながらアップダウンの長い稜線を下った。 |
三俎山へ痩せ尾根を登る | 796m峰から見たガラク峰 |
ガラク峰から登ってきた尾根を見下ろす(左奥が三俎山) | ガラク峰山頂(二王子方面はガスの中) |
山頂にて |
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