刈羽黒姫山 889.5m 登頂年月日2006.07.09

三角点  二等三角点
登山道  有
コースタイム  折居ー1:45−山頂ー0:40−黒姫峠ー0:40−清水谷林道終点ー1:15−折居

 この山は「米山」「八石山」と共に刈羽三山と呼ばれ信仰の山である。
 また、地元女谷地区に伝わる民族芸能「綾子舞」は国の重要無形民族文化財として有名である。
 磯之辺から一番短時間で登れるが、今回は折居コースを登り清水谷コースを下った。
 激しく降っていた雨も柏崎に入るといくらか小降りになり、それでも雨具を着けて出発だ。登山口は集落から1kmほど先にあるが、駐車場が無いので集落の外れの空き地に止めさせてもらう。
 登山口から折居川を鉄橋で渡り尾根に取り付く。2万5千図に記載の沢沿いのコースは尾根伝いに変わっている。
 見晴らしの利かない尾根を登って行くと、一旦小ピーク(鶏冠嶺592m)に出て、視界が開け正面に黒姫山を望むことができる。ここから少し下ってまた登り返しだ。急な所には階段が設置されている。
 尾根が次第に痩せ、特に左側は絶壁になっていて高度感がある。下りは要注意だ。足場の悪い所には鎖が取り付けてあった。
 途中、ブナの大木もある。次第に尾根が広くなり、傾斜が緩み、正面に小屋が見えてくる。登りついた所が山頂で5.6人入れる避難小屋がある。山頂は木々が繁り見晴らしは良くない。
 ここから幅広くなった道を鵜川神社まで下ると、そこは広場になっていて三十三観音があった。
 神社の先に白倉と清水谷への道が続いていた。広くきれいに刈り払いされた緩やかな道をしばらく下ると黒姫峠に着き、ここで白倉への道とわかれて左へ進む。
 40分ほどで林道広場にひょっこり出た。広場の脇には地図に載っている「金魚池」もある。
 ここから車道を折居までひたすら歩いて帰った。 
山頂
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