ゴルナーグラート〜リフェルベルクハイキング 2007.07.25

 モンテローザが最終の2日間になったので今日は暇になり、ゴルナーグラードへ行くことにする。
 ここは日本からのツアーでは必ず訪れるという超人気のスポットだ。
 朝方は山々は厚い雲に覆われていたが次第に回復してきた。
 ツェルマットから登山電車に乗り、高度をぐんぐん上げながら進む。車窓から眺めるマッターホルンや周りの山々は本当に素晴らしい。絶景とはまさにこのことを言うのであろう。
 途中、フィンデルバッハ駅、リッフェルアルプ駅、リッフェルベルク駅、ローデンボーデン駅に止まり、終点のゴルナーグラード駅に40分ほどで到着する。世界中からこの絶景を見に観光客が訪れていて、多くの人で混雑していた。
 天候が回復して、雲ひとつ無い快晴になった。正面にはマッターホルンをはじめ、モンテローザ、リスカム、ブライトホルンが勢ぞろいしている。広大なゴルナー氷河も眼下望める。でも氷河は写真で見るより随分後退してきている様子だ。
 まるで絵葉書のような景色が広がり、その場を去りがたかった。今日は30を超える周りの山が全部見えるという。1時間ほどベンチに座って景色に見とれていた。
 夕方からモンテローザ登山の打ち合わせがあるので、遅くなってもいけないので、重い腰をあげて下山することにする。
 ゴルナーグラード駅からよく整備されたハイキングロードを、正面にマッターホルンの絶景を見ながら下るコースはスイスアルプスのハイライトと言えよう。是非訪れることを勧める。
 その上、登山道脇には様々な花がオンパレードだ。まさに1年分の花を一度に見た感じがした。
 また、途中のリッフェル湖では"逆さマッターホルン"も見ることができた。
 道を登ってくる人もいれば、下る人もいる。あちらの人はハイキングとはいっても、小さい子供でさえ、ちゃんとしたハイキングシューズを履いていて、足回りはしっかりとしていて驚かされる。
 ツェルマットまで歩いて下りたかったが、明日からの打ち合わせもあるし、リッフェルベルクから登山電車に乗ってツェルマットまで戻った。
 夕方モンテローザ登山の打ち合わせでオフイスへ行く。
ゴルナーグラートへ向かう登山電車 ゴルナーグラートにて
モンテローザ ゴルナーグラート
リッフェル湖とマッターホルン ゴルナーグラート展望台
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