有明山 2268.3m
所在地 長野県安曇野市
登山道 有
三角点 二等三角点
コースタイム 有明荘ー4:00−山頂ー3:30−有明荘
01会で信州の有明山に行くことになった。 この山は、北岳、中岳、南岳から成り立ち、各峰にはそれぞれ祠が安置され、北岳の祠は松川村の有明山社の、中岳、南岳の祠は有明山神社の奥宮である。 前日、登山口の国民宿舎「有明荘」に泊まる。新潟市から車を運転し、5時間あまりかかった。 有明荘は料理も美味しく、温泉も素敵で従業員も感じが良い所だった。久し振りに会った仲間と夜遅くまで話が弾み、明日山に登らなければならないということを忘れるほどだった。 翌朝4時起床、ひと風呂浴びてから身支度をして、5時暗い中出発する。 天気は曇りで雨は降っていない。登山口は有明荘の裏手だ。 笹の生える林の中の急登から始まる。登っても登っても急登が続くので、地元のOさんに聞くと、ずっとこの調子の登りとのこと。 所々ロープの下がるハンパじゃない急斜面を1時間強登ると傾斜が緩み、4合目に到着しここで休憩する。 ここから道はトラバース気味に進むが、雨に濡れた滑りやすい木の根が縦横無尽に張り出していて、スリップして崖下に転落しないよう充分注意して進む必要があった。 また、トラバースといっても足場が無くてボルトが打ってあったり、手も使ってよじ登らなければならないアップダウンが何箇所もあった。また、1箇所高度感のある岩場もあった。谷を隔てて山頂部が見える。 八合目の稜線に出ると比較的安心できる道になり、まもなく北峰に着く。平成18年建立の真鍮のような鳥居と神社があった。 展望は良さそうだが、残念ながらガスって望めなかった。雨が降らないだけ良しとしよう。 せっかくだから南峰まで足を延ばす。岩の上を伝いながら痩せた稜線を10分くらい行くと三角点があり間もなく中峰に着く。燕岳方面の頭だけ望めた。そこから更に10分で南峰に着いた。 下山はスリップして奈落の底に滑落しないよう充分注意しながら慎重に下った。また、Oさんの案内で「たる沢の滝」を見学し温泉に入り皆と別れ家路に向かった。また5時間も運転して帰るのは大変だが、山行きの一部分としてそれは仕方ない。山道の道路を下り始めるとバケツを引っくり返したような雨が降ってきた。 |
急峻な地形 | 山頂 |
全員集合 | たる沢の滝 |
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