荒川山
(あらかわやま)
標  高 630m
三角点
登山道
所在地 新潟県新発田市と阿賀野市の境
2万5千図 「上赤谷」「天王」
登山月日 2005.12.04(日) 6名
コースタイム 花ノ木平登山口ー1:20−山頂ー1:20−剣龍峡登山口
【記 録】  恒例の職場の山仲間の忘年会が月岡温泉に決まった。
 その前に必ずどこかの山に登ってからが通例で、かってはハードな山行きもやっていたが、最近は軟弱傾向が強まり、「○時間以上は歩きたくな〜い」とか「天気が悪かったら止めよ〜」、はたまた、「宿へ直行してもいいよ」なんて言い出す始末。
 幸い天気が悪くなかったので、F氏の希望で最近新聞でも紹介された「荒川山」へ行くことになった。
 登山口は荒川集落から荒川川沿いに林道を進み、「剣龍峡」を目指す。林道は更に先まで延びており、ぐんぐん高度を上げながら進むとゲートがあり、その手前に5.6台駐車できるスペースがある。花ノ木平登山口はゲートのすぐ先右手だ。
 登山口から一直線の急登で下藤沢で一旦傾斜が緩み、上藤沢に向かってゆるい登りになり稜線に出る。
 稜線上を行くと「花ノ木平」という看板のある飯豊方面の展望の良い場所に着く。ここで休憩をとった。
 道は下りになり登り返すと、この稜線でもっとも見晴らしの良い「穴マクリ展望台」に出る。眼下には中々山集落や内の倉ダム、二王子岳、その奥には真っ白になった飯豊連峰を望むことができた。
 この先、登山道が大きく崩壊している縁を通り、胸突き八丁の坂を登ると杉の木の生える荒川山(コマタ)山頂に到着する。
 西側の展望が開けていて、ツェルトで風を避けながら久し振りに会った仲間と賑やかに昼食を取った。
 山頂にいた人達は皆下山してしまい、我々だけになったので重い腰を上げる。
 下山は剣龍峡を目指し、急斜面の下りだ。このコース唯一の水場があるが、この付近は痩せた急峻な地形なので注意が必要だ。登山道を沢が横切っているので、2mの梯子で沢に下り、先の尾根に上がる。
 見通しの利かない尾根を行くとまた急な登りとなり、展望の良い「焼山」に到着する。辿ってきた稜線が一望のもとだ。
 あとは一気に剣龍峡目指して下るのみ。急な場所2箇所ロープが下がっており、奥ノ院の三ノ坂、二ノ坂、一ノ坂と通り過ぎると杉林になり、登山口の剣龍峡の東屋にひょっこり出た。
花ノ木平登山口 花ノ木平で
穴マクリ展望台からの飯豊方面 辿ってきた稜線
山頂へ向かって最後の登り 焼山からの荒川山(右)
山頂にて
奥の院(三ノ坂) 剣龍峡登山口
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