要害山 705m
所在地 福島県只見町
登山月日 2008.05.10
木の根会の仲間6人で会津の山に出かけた。 初日は旅行気分で道の駅によって足湯に入ったり、河井継之助記念館を見物したり、川原にこの時期だけ出現する温泉を見学したりしてゆっくり宿に向かった。 只見町の定宿に到着したのがまだ午後の3時。日が暮れるにはまだまだ時間があるので、簡単な山を一つ登ることにした。 ターゲットは只見駅のすぐ裏に聳える要害山だ。山頂まで車道が通じているとのこと。 麓まで民宿のおじさんに車で送ってもらい、ぐんぐん高度を上げながら車道を歩くこと45分、鉄塔のある山頂に到着する。所々残雪もあったが、辺りはもうすっかり新緑に覆われていた。 少し休憩してから下山する。同じところを戻るのもつまらないので反対側にすることにし、はっきりした踏み跡を辿って下った。少し下ると鉄塔に出る。不思議なことにそこから踏み跡はぷっつりと無くなり、やはり来た道を戻ることにした。はっきりとした踏み跡はこの鉄塔への道だったようだ。 でも、地図には破線があったのを思い出し、皆が戻った後、諦めきれずに探したら偶然踏み跡が見つかりA氏と2人でそこを下ることにした。 あまり整備されていない転げ落ちるほどの急斜面を枝につかまりながら慎重に下ると、松の木の生えた平らな痩せ尾根になる。 さらに急下降すると神社の裏にひょっこり出た。後は車道を宿まで戻った。 |
俎板倉山 963.0m 金石が鳥屋山 969.5m
所在地 俎板倉山 福島県只見町
金石が鳥屋山 福島県只見町と金山町の境
登山月日 2008.05.11
朝起きてみると激しい雨が降っており、当初予定の所は中止して簡単な別の山に変更する。 この辺りの地図を持ってこなかったので、宿の主人とも相談して観光パンフレットに載っていた俎板倉山と金石が鳥屋山に決めた。 どちらも車道が山頂近くまで延びているとのことで雨の日にはうってつけだ。 登山口に続く林道には日宮沢観音があり、そこの駐車場まで車で行こうとしたが道路状況が悪く、手前の空き地に止めた。 身支度をし、つづら折にぐんぐん高度を上げながら1時間ほど車道を歩くと、終点の俎板倉山らしきところに着く。地図には三角点も名前も無いが鉄塔があり見晴らしがよい場所だった。鉄塔の作業する人がここまで車で来ているようだ。 少し休憩して次に向かったのは金石が鳥屋山だ。この山は会津百名山の一つに選ばれているが、あまりメジャーではない。でも登山口の看板くらいはあるだろうと思ったが何もなかった。 俎板倉山から踏み跡がないかと注意深く探しながら下ると、林道が大きくカーブしたところにそれらしきところを発見した。踏み跡は明瞭だった。 ゆるい登りで一旦平らなところに出て、1つ目のピークを登ると道は大きく下りになる。辺りは新緑が眩しい。 最後は急な登りで二等三角点のある山頂に到着した。ここにも鉄塔があり、先ほど登った俎板倉山や麓を見下ろすことができた。林道から30分だった。 あとはまた来た道を戻った。 むら湯に入り、帰りは開通したばかりの252経由で新潟まで戻った。 |
金石が鳥屋山 | 金石が鳥屋山山頂 |
ブナ林 | 俎板倉山 |