大阪に行った折り、弁天町にある交通科学博物館に立ち寄りました。鉄道目当てで行ってみたものの、交通科学というだけあって展示品は多岐に渡り、船から飛行機から車からなんでもあります。そしてモペットも。 左の赤いのは平田でも見かけたリトルホンダ。平田のとはいろいろ違いがありますが、モデルの違いかな。右はジュピター・バイクスターという名前のようです。 |
それぞれの解説パネル。これを見ると、ジュピター・バイクスターというのは自転車につけるエンジンのことをいうのでしょうか。自転車はブリヂストン自転車が、エンジンは富士精密工業が製造となっています。このセットでの名前なのかな。 エンジンの排気量は35cc。エンジンのパワーとしてはFK310と同じくらいです。そして解説文の最後には一言、“「原動機付自転車」のルーツです”。 |
後ろから。リトルホンダの燃料タンクは荷台を兼ねてるんですね。リトルホンダはバイク寄りな印象ですが、ジュピター・バイクスターは完全に自転車寄りなフォルムをしています。 |
ジュピター・バイクスターは実用自転車にエンジンをつけた、という表現そのままの格好をしてます。作りが頑丈そうなので重いんだろうと思いますが、どんな走り心地が乗ってみたいです。 |
ちなみに隣にあったバイクたち。左はベルギーから輸入したというFN号。大正末期から昭和初期のバイクです。右は鈴木式織機株式会社製のダイヤモンドフリー。 どちらも砲弾型のヘッドライトがかっこいい。FN号のライトはアセチレンガスで点灯するとのこと。タイヤのトレッドパターンもおしゃれです。 |
細長い敷地に実にたくさんの展示物があり、みどころ満載な交通科学博物館。大きな鉄道模型ジオラマもありました。 入り口が二つあるようで、僕が入ったのはどうやら正面ではない方から。駅の改札を出ると、その自動改札の並びに博物館への入場口がありました。写真の黄色い方です。券売機で入場券を買い、その自動改札を通って入場。改札と入場口が並んでいるなんて素敵。 |
こんなの、風の谷のナウシカとかに出てきそうですね。 |