薪ストーブ 薪を燃料とするストーブ。 インターネットで薪ストーブを検索すると、欧風の暖炉っぽいものがたくさん見つかりますが、 薪ストーブといえばやっぱりこの形、というイメージがあります。 家では居間の暖房にほとんど石油ストーブを使ってたように思いますが、 一時期こういう薪ストーブを使っていた覚えもあります。 物置の中にあったものを引っ張り出して写真を撮ったので、 実際に使っている様子をお見せできないのが残念です。 部屋の中で使う時には、下にストーブ台を置いて、煙突を通します。 ストーブの中には灰を敷きます。 パチパチと薪がはぜる音、そして煙のいい匂い。 手間がかかる分、なにものにも代え難い温もりがあります。 |
こちらが扉。扉を開けて薪をくべます。この写真のストーブは空気を取り入れる小窓が扉についていますが、なじみ深いのは扉の下に付いているタイプ。小窓の開け具合で火力を調整します。 ちなみに、小窓を開け閉めしたり、薪を崩したりする時に使うのがデレッキ(そのうち追加予定)です。 |
天板には何重ものわっかがあります。釜や鍋を火にかける時、その大きさに合わせてわっかを取り、すっぽりと乗せられるようになっています。写真では三重ですが、もうちょっと多いやつもあったと思います。 |
後ろっかわには当然煙を出すための煙突穴があります(煙突はエントと呼ぶ気がしますが、うちだけですか?)。水道管のようなイメージで、まっすぐなエント、曲がったエントなんかを組み合わせて部屋のエント穴まで煙を導きます。うまく薪が燃えずにくすぶったりすると、すぐにエントがススで詰まってしまうので、エント掃除がかかせません。そういえば、エント掃除に使うブラシもあったんですが、もう使わなくなったのでなげて(捨てて)しまったでしょうね。 |
ちなみに、これが部屋の煙突を出す穴。今は使っていません。これは集合煙突と呼んでいましたが、各部屋からつながって屋根の上の一本の煙突から煙が出て行きます。もちろん、壁からすぐ外に出るタイプもあります。 煙突が詰まると部屋に煙が充満したりしますが、冬場は煙突にハンカチを当ててアイロン代わりにしたりできました。もちろん触るとヤケドしますから、網状のガードを取り付けたりもしてました。 ああ、懐かしいですね。いろんな冬の情景がいくつも思い浮かんできます。 |