ボルネオ島の東部(マレーシア・サバ州)周辺の海は世界有数のダイブポイントとして世界中のダイバーから注目されている。その中でもボルネオ島のマレーシアとインドネシア国境沖セレベス海に隣り合って浮かぶシパダン島、マブール島はダイバーなら一度は訪れてみたいダイビングエリアだと思う。シパダンでは、ギンガメアジ・バラクーダの巨大な群れやハンマーヘッドやバッファローフィッシュ・時には、マンタ・ジンベイと超大物尽くしの海だ(しかしながらマクロもなかなかイケる)。マブール島は、私があまり興味のない小型生物の宝庫ときている。 実際、もの凄い海だった。 | ||||||||||||||
ギンガメアジの大群やバラクーダの渦。 こんなに大物が多い理由は、実は、地理的特異性にある。ボルネオ島から船で45分程度にあるのだが、海をタテに割ればボルネオ島と深海でザックリ切り離され、シパダンは海面にちょこんと出た山の頂上といった格好だ。 島全体がいわば外洋の隠れ根的役割を果たし、回遊魚が群れ集まるダイビング最適地となったらしい。 またシパダンはサンゴ焦のかけらでできた島だから地面は、どこもサラサラの砂。建物(といってもダイビング施設ぐらいだが・・・)の中は、サンダルも禁止。入り口にある桶の中に足を入れてから建物に入るのだ。本当にリゾートな気分に酔いしる事の出来る島である。 |
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平均透明度は、15m位。5月半ばから9月頃は、雨季となる。4月から6月位は、透明度が30mを越す事もある。天候が一番良いのは、3,4月・10、11月位だが大物遭遇率等も考慮するとベストシーズンは、特定が難しい。バラクーダやギンガメの渦、バッファローフィッシュ、カメ等は、全シーズンO.K.なので逆に毎日がベストといってもいいかもしれない。 水温・気温は、1年中温かい。ビーチダイブでは1回、ティーシャツに短パンで潜った程だ。ただボートダイブでは、やっぱり3mmウエットスーツは欲しいところ。 |
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私の行った6月は、非常に天気に恵まれました。 又、シパダンの印象は、私の場合とにもかくにもビーチダイビングの充実度だ。浅瀬を15m程歩くといきなり最大水深600mのドロップオフが待っている。そして・・・後は、後述のビーチポイントのページを見てやってください。 とにかくシパダンは、凄い海だー。30分で島一周できちゃう小さな島なのに。 |
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ビーチダイビング スタッグコーンクレスト〜サウスポイント ハンギングガーデン バラクーダポイント |
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