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キャンプ・ライジング・サン(CRS)とは
キャンプ・ライジング・サン(CRS)は1930 年に米国ニューヨーク州にLouis August Jonas財団によって設立された伝統ある国際的な教育キャンプである。世界20 数ヶ国から集まった14 歳から16 歳の参加者(男女各50 名ないし60 名)がキャンプ生活を送りながら、異文化交流、討論、音楽、演劇、スポーツ、小旅行、ボランティアなど多岐にわたる活動を行う。日本からは1951 年以降、毎年1 名ないし2 名(女子キャンプは1989 年に設立)を日本代表として派遣している。(但し、2009 年はキャンプが開催されないため募集しない。)2001 年には、欧州のOB・OG が設立したGeorge E. Jonas 財団により、キャンプ・ライジング・サン・ヨーロッパ(CRS/E)がデンマークにて創立された。CRS/E ではCRS の精神に則り、世界約40 ヶ国から集まった14 歳から16 歳の約50 名の女子参加者がキャンプ生活を送る。日本からは2002 年度より代表を派遣している。
※但し、2011 年度よりCRS/E 開催は見送りとなっているため、本年度のCRS/E キャンパーの募集は行いません。
日本におけるCRS の歴史
日本人キャンパーのCRS への参加は、1950 年に開始した。「キャンプに日本人を」と考えていたCRS 設立者George E. Jonas 氏が、当時コロンビア大学に招聘されていた日本人初のノーベル賞受賞者湯川秀樹博士のご子息を招待したことが始まりである。この翌年の1951 年から、当時の文部省主導のもとに読売新聞社の協力を得て、キャンパーが派遣されることになった。その後、1958 年からは、これも読売新聞社の全面協力によりCRS を手本に発足していた全日本学生キャンプ1の参加者の中から、CRS へのキャンパー派遣が行われるようになった。1983 年、読売新聞社が全日本学生キャンプのスポンサーを降りたことで全日本学生キャンプは終了となったが、これに伴いCRS へのキャンパー派遣に関
わる活動も、CRS 参加経験者(アラムナイ)が中心となって行うようになった。
2000 年より、CRS アラムナイによるキャンパー派遣等の活動は、全日本学生キャンプOB が創設したNPO 法人環太平洋学生キャンプの活動の一環として行われており、「CRS に参加することで、その才能をより一層活かすことができるキャンパーを送り出すこと」を目的として継続している。
(注)1985 年、国連が定めた「国際青年の年」に、それまでの日本国内の学生を対象としてきたキャンプを環太平洋地域へ拡大、国際的なキャンプとなった。現在はその伝統を環太平洋学生キャンプ(PRIC: PacificRim International Student Camp)が受け継いでいる。
CRS およびCRS/E の目的
1. 世界の多様な文化に触れて国際理解を深め、人種・宗教・性別・国籍を超えて友情を築く。
2. 国際問題や社会問題など、様々なテーマにおいて個人の考えを発表・討論することで知的好奇心を高める。
3. キャンプ生活やプロジェクトの中で各種責任者としての役割を担うことでリーダーシップを養成する。
4. 人を助けることや社会に貢献する喜びを学び、価値観や人生観のベースとなる考え方を養う。
参加者の出身国(以下は、2010年および2011年CRS参加者の出身国)
アイスランド、アメリカ、アルゼンチン、イスラエル、イタリア、イラン、インドネシア、エクアドル、オランダ、韓国、ガーナ、ギリシャ、ザンビア、スウェーデン、スコットランド、スペイン、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ナイジェリア、日本、ノルウェー、ハンガリー、バルバドス、パレスチナ、フィンランド、フランス、ブラジル、ブルガリア、ベラルーシ、ペルー、ポーランド、南アフリカ、リトアニア
*CRS にはアメリカ以外の各国から原則として男女各1 名が参加、アメリカ国内からは男女各35 名程度が参加。
*キャンプには約15 名のカウンセラーと呼ばれる専門のスタッフがおり、キャンパーの生活全般や各種活動の指導にあたる。

