About of CRSAAJ

キャンプ・ライジング・サン(CRS)とは

キャンプ・ライジング・サン(CRS)は1930 年に米国ニューヨーク州にLouis August Jonas財団によって設立された伝統ある国際的な教育キャンプです。世界二十数カ国から集まった15 歳から16 歳の参加者(男女各60 名程度を予定)がキャンプ生活を送りながら、異文化交流、討論、音楽、演劇、スポーツ、小旅行、ボランティアなど多岐にわたる活動を行います。日本からは1951年以降、毎年1 名ないし2 名(女子キャンプは1989 年に設立)を日本代表として派遣しています。
2008 年のリーマン・ショック以降、同財団の財政は必ずしも良好ではありませんが、多方面からの支援によって2020 年度も4 週間ずつの男女キャンプをそれぞれ開催出来る運びとなりました。男子キャンプ、女子キャンプともにニューヨーク州 CRS Clinton キャンプにて、順次の開催を予定しています。
2002 年度より代表を派遣していたヨーロッパでの女子キャンプ(CRS/E)については、近年キャンプ開催が見送られており、本年度も派遣いたしません。

日本におけるCRS の歴史

 日本人キャンパーのCRSへの参加は、1950年に開始しました。「キャンプに日本人を」と考えていたCRS設立者George E. Jonas氏が、当時コロンビア大学に招聘されていた日本人初のノーベル賞受賞者湯川秀樹博士のご子息を招待したことが始まりです。
この翌年の1951年から、当時の文部省主導のもとに読売新聞社の協力を得て、キャンパーが派遣されることになりました。その後、1958年からは、これも読売新聞社の全面協力によりCRSを手本に発足していた全日本学生キャンプ の参加者の中から、CRSへのキャンパー派遣が行われるようになりました。1983年、読売新聞社が全日本学生キャンプのスポンサーを降りたことで全日本学生キャンプは終了となり、これに伴いCRSへのキャンパー派遣に関わる活動も、CRS参加経験者(アラムナイ)が中心となって行うようになりました。
 2000年より、CRSアラムナイによるキャンパー派遣等の活動は、全日本学生キャンプOBが創設した特定非営利活動法人環太平洋学生キャンプ(PRIC)の活動の一環として行われており、「CRSに参加することで、その才能をより一層活かすことができるキャンパーを送り出すこと」を目的として継続しています。

(注)1985 年、国連が定めた「国際青年の年」に、それまでの日本国内の学生を対象としてきたキャンプを環太平洋地域へ拡大、国際的なキャンプとなった。現在はその伝統を環太平洋学生キャンプ(PRIC: PacificRim International Student Camp)が受け継いでいます。

CRS の目的

1. 世界の多様な文化に触れて国際理解を深め、人種・宗教・性別・国籍を超えて友情を築く。
2. 国際問題や社会問題など、様々なテーマにおいて個人の考えを発表・討論することで知的好奇心を高める。
3. キャンプ生活やプロジェクトの中で各種責任者としての役割を担うことでリーダーシップを養成する。
4. 人を助けることや社会に貢献する喜びを学び、価値観や人生観のベースとなる考え方を養う。

参加者の出身国(以下は、過去の例)

アイスランド、アゼルバイジャン、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、エクアドル、エジプト、オランダ、ガーナ、韓国、ギリシャ、ザンビア、スウェーデン、スペイン、中国、デンマーク、ドイツ、ドミニカ共和国、トルコ、ノルウェー、バルバドス、パレスチナ、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ペルー、ポーランド、南アフリカ、モロッコ

*CRSにはアメリカ以外の各国から原則として男女各1名が参加、アメリカ国内からは男女各35名程度が参加します。
*キャンプには約15名のカウンセラーと呼ばれる専門のスタッフがおり、キャンパーの生活全般や各種活動の指導にあたります。