Dual 電源化のすすめ
★ Dual 電源化の背景
電源は質の高いものを供給したいもの。Dual Pen3システムは電源をかなり食う。
しかし電源だけに高いお金を払うのもちょっと癪。
またWin2000ではシャットダウン時に不具合が発生しやすく最悪HDDのデータのみ
ならずHDD自身も破壊に至らしめる恐れがあったという。
そこでこれらを全て払拭するため、安い電源を2基使って高質の電源に匹敵する性
能と安定化を手中にするべくチャレンジしてみた。
「Dual」って言うと同じもの2個のイメージだけど、実は普通のATX電源とマイクロ
ATX電源の2個構成にしたので、正確には「Dual」は正しくないんだけど、最初は同
じの使っていてここを書き始めたのでそれはご容赦ください。
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★ PCケースの中です。
特徴的なのは「時間差シャットダウン」を実現している増設
したほうの電源でしょうか。
メイン300W、増設側145W、計445Wというわけです。 |
★ 増設した電源です。
ケースの中にちょこんと収まるサブ電源。
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★ 増設した電源です。(その2)
無造作に置いてあるだけと言うのが泣かせますね! |
★ 電源コード取り入れの様子です。
FANの下の板金を取り外し、無理やり板金を広げてます。
ケースを大事にする人は勇気がいる改造ですな。 |
★ 時間差シャットダウンの基板です。
TR2石の簡単な回路です。これでHDD に供給する電源の方を
メインより約3秒間遅らせて電源を落としています。
この回路を増設して以来、スキャンディスクが勝手に発生する
ことが皆無になりました。
ソフトウェアで直らないならハードで直してやろうという邪道?
な方法かもしれません。
(SP2では対策されたようですが、、)
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★ 基板の回路図です。
時間差はC1の容量で調整出来ます。
回路の解説付です。 これで理解出来ない方は止めた方が
いいでしょう。 |
★ 増設側電源のコネクタです。
増設側の電源をコントロールするには通常マザーに挿すコネクタに
時間差生成基板と接続する自作コネクタを挿しています。
このコネクタはちゃんと合うものが手に入ればそれに越したことは
ありませんが今回は2Pのジャンク品を2個つかって電源のコネクタ
やワイアリングは改造しませんでした。
ここは制御信号程度しか使ってませんから大電流にまつわる心配は
しなくてよいでしょう。 |
★ メイン電源の制御信号取り出しです。
メイン電源をONにする信号(これは電源SWを押すとマザーで生成しま
す)をサブ電源のコントロール用に取り出しているところです。
車用のワンタッチでタップを取り出すものを使っていますが、本当は
これは信頼性が低いので今後はちゃんと半田して取り出す予定です。 |
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