工事中
●●●パワーステアリングシステム●●●


VIVIOは軽自動車、小型車としては珍しく、電動式に比べてコストの掛かる油圧式パワーステアリングシステムが奢
られています。その為、ステアリングの重みや操舵フィーリングなどが、電動式の車種と比べて遥かにナチュラルで
上質なのが特徴です。また、車種によって細かくギア比などの設定が異なり、スポーツグレードはよりクイックに、もノ
ーマルグレードは穏やかに、パワステ無しのバンはダルくなど、用途に応じてきめ細かく設定が分かれています。

【MSC車】
パワステ+インテグラルラック&ピニオン
ギア比:14.5 最大回転数:2.6 最小回転半径:4.9m 

【NA車】
パワステ+インテグラルラック&ピニオン
ギア比:16.6(4WD16.4) 最大回転数:3.3 最小回転半径:4.5m 

【NA-バン車】
マニュアルステアリング+ラック&ピニオン
ギア比:18.9(4WD18.7) 最大回転数:3.8 最小回転半径:4.5m 


●Bistroのステアリング種類。●

前期標準設定のステアリングは外径380mmおむつタイプ 後期のE型及び前期B-customはエアバッグ標準仕様。
B-custom、Club、SS、TypeSはエアバッグ本革巻き仕様。


●ステアリングホイールの選び方●

純正の樹脂製ステアリングは、イマイチサイズが大きく、リムも細めで、革仕様をのぞけばホールド感もイマイチのよ
うに思います。運転者の快適性や安全にも大きく関わるパーツですから、やはり実際に握ってみて自分の手にしっく
り来る物が一番です。個人的にはMOMOのRACE系が手にしっかり馴染むので好きです。価格は高いのですが、
それだけの価値があると思います。サイズも色々ありますが、純正より一回り小さい35パイ程度の方が、クイックな
ドライビング出来、回すときにもふとももにぶつかったりせず快適です。ただ35パイ未満のものは、たしか公道使用は
認められておらず、車検に通らなくなりますのでご注意下さい。また、廉価なウッドステアリングなどでステアリング
自体が軽すぎると、ステアリングの揺り戻しの時にちゃんと自重で戻ってくれずに、途中で引っかかったりするケース
があります。その為、選ぶ際にはある程度手にずっしり来るステアリングの方が良いと思われます。

●ボス・エアバッグ スペーサー●

工事中

●パワステフルードの交換方法●

ちょっと驚いたのがこれです。回転負荷の大きなポンプの故障予防と、ステアリング自体が軽くなることを目的に入れ
てみた(フルード交換込みで)のですが、何故か予想外のパワーUPに繋がってしまいました。あまり言われていませ
んが、油圧式のパワステで消費されるエネルギー量は、燃料消費の3%程にも達するらしく、内部の摩擦抵抗を減ら
し、粘度、温度特性を改善することで燃費を改善することが出来るそうです。その事が副次的な効果としてエンジン
への動力負担を減らし、体感でも判るほどのパワーUPに繋がるのかも知れません。元々VIVIOは非力な上にパワス
テにかなりの動力が取られているため、競技などでは敢えてパワステを外して改造しまうことでエンジンへの負担を
軽減し、数〜10馬力も改善する事があるそうですが、それ程ではないにしろ、有効な負荷低減効果があるのではと
感じます。ちなみにステアリングの重さはあまり変化が感じられませんでした(笑)

パワステフルード(ECVT)、故障・液漏れ。

パワステATF容量・添加剤

パワステで燃費が変わる。

切ったままは厳禁・大切にしよう。
パワステアッシーはもの凄く高いです。