今をときめくドルフィンポートは雄大な桜島を眺める絶好の観光スポットになっています。その桜島を眺めては「鹿児島だ〜!(いくら何でもチェスト行け〜!とは云えません)」と拳を上げておりましたが鹿児島湾を渡り桜島のある半島も懐の深い「かごんま」があります。今回はフェリー客船で日帰りさんぽ…。35分の船旅を経て垂水港から車で15分ほどで「猿ヶ城渓谷蒸溜所 八木酒造」に到着。新星のごとく現れたこの醸造場は初リリースした「八千代伝」で「あたりが柔らかくキレがある」という評を瞬く間に知らしめたのでした。周知の方も多い復刻焼酎です。真新しい蔵には活気のある人と焼酎の呼吸が染み付きます。積み重ねて「菌が舞う蔵」になってゆくのでしょう。大変気さくで冒険心に溢れた八木さんとお会いできました。とっておきの洞窟はこの地を開いた時に発見したものでここにも清流が・・。焼酎造りに水脈は命綱。全てが豊かに潤います。麹の香りと峡の風が調和していつまでもこうしていたいな〜と思うのです。いつか酒屋とご一緒してみませんか? |