三角スツール パイン、ウォールナット
予想していたより、軽く、シンプルなスツールとなりました。
クサビのウォールナットが、お洒落にできたと思います。
仕上げは、#1000まで磨いたので、感触は優しいです。
広葉樹を使用するともっと味わいのあるスツールになるでしょうね。(2002.5.20)雪辱戦の巻は、こちらです (2003.12.28)
以下は、製作過程です。
三角スツールを一気に製作します。
知人へのプレゼント、角材から手カンナで丸材を作ってみたい、次回作品の足がかり・・・を
目的とした木工の基本(腕試し?試作?)、三角スツールです。本当は、オーク(ナラ)の予定でしたが、パイン端材があったので使用してみました。
上手くいくか不安を抱えたスタートとなりました。(2002.5.20)脚の製作ですが、36mm板材を切断後、自動カンナで角材とします。
当たり前ですが、自動カンナ盤に方向を変えて通すと真四角な角材ができます。
バンドソーで8角形にします。
簡単な次具を作り、逆目に気をつけて、手カンナで角材を丸くします。
写真では、わかりにくいのですが、φ30〜φ36になだらかに傾斜しています。
脚のクサビが入る部分を胴つき鋸で切ります。座板に6度傾けたφ30の穴をあけます。
脚を座板に固定して、ウォールナット材のクサビを打ちます。
座板が割れるおそれがあるので、座板の木目と45度、90度の角度をつけました。
脚を地面ぴったり付けるため、鉛筆で墨を入れ、鋸で切ります。結構丈夫なスツールができました。塗装は、オスモカラーです。