craft WAKU   


製作過程1   本棚    ラワン

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数年前にホームセンターで購入した合板の本箱が
本の重さに耐えかねて、悲鳴を上げてました。
本箱は、高さ180cm、幅60cmですが、棚板は3cm位反っているし、
側板は太鼓のように膨れている。自然に変形家具になってしまった。(笑)

家内から、「簡単なので良いからパパッと作れない? 
時間が取れないなら、買ってこようか?」と
お金も惜しいので飛込みで作ることにした。

材料は・・・と探していたら、何枚かラワン材が見つかった。
見た目、木目はぼやけてるし好きな材ではないが贅沢は言えない。

20枚くらいのラワンを自動鉋に通して汗をかいた。
手が遅いのでパパッとは出来ないが、暇を見つけて作っていきます。

本箱の板接ぎ作業。
手持ちのクランプ(はたがね)の数が少ないので、
毎日1枚ずつコツコツと・・・・・地道な作業が続きます。

板が不足しているので、ラワン材を探してきた。
結構幅が広いです。

幅を312mmにして、自動鉋を通す。
DELTA22-560JPのほぼ最大切削幅ですが、
ラワンが柔らかいことや刃が新しいこともあって、上手く削れました。
電動工具を整備して、最大限の仕事をさせるのも楽しいですね。

「霰通しほぞ追い入れ接ぎ」にチャレンジです。
正確な加工が必要なので、毛引き、しらがき、スコヤで墨付け。
なんか時間が掛かることばっかりしています。

「霰通しほぞ追い入れ接ぎ」は、四角い穴と小ホゾを多数作って
組むだけなのですが、難しいです。
ホゾ穴とホゾの四隅を正確な直角に仕上げないと組めなかったり、
隙間ができてしまう。
木工やり始めた頃、手加工で挑戦して完敗したことがあります。
今から思えば無謀でした(-_-;)

今回はホゾ穴を角ノミで開けて、鑿で仕上げる方法で加工します。

本箱のほぞを快調に作っています。

最近、目が見えにくい。老眼か・・・
近眼用メガネを外して作業してたら、後ろにバッチリ写っていた(笑)

「霰通しほぞ追い入れ接ぎ」が上手くできるか?!

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(2006.12.24)